南カリフォルニア屈指のサーフボードエンジニアーであるJavier Huracaya-Pro。シェイプ35年、サーフ暦33年を誇るベテランシェイパー。
幼い頃からサーフィンに親しみ、大学ではエンジニアリングを専攻。そしてXTR素材開発&シェイプをするマルチな才能を誇る、サーフィングインダストリー屈指の知的な人物だ。
XTRの開発者エンジニア・シェイパーとしても活躍する現在もなお、日々波乗りが彼の情熱の原動力になっている彼は、優秀なサーファーが集まる西海岸で、彼の年代ではカリフォルニアで最強のサーファーの名前を誇る。2005年のWSAツアーではチャンピオン、翌年2007年の世界ISAサーフィン選手権でも準優勝を取り、シェイプの腕に加えて、サーフ技術も屈指。
2009年のSIMA Surfing Americaの大会(Huntington Beach、California)でも全米のトップサーファーが集まる中、マスタークラスでも2位。年を重ねても、自らのサーフィンの情熱は高まるばかり。トップコンペティターとしての顔を持つシェイパー&サーファーなのだ。
 
そして2012年にはワールドマスターズでついに優勝という快挙を成し遂げ、アマチュアの世界一となったことも、特筆すべきことだろう。
彼自身の様々な経験、カリフォルニアのビーチからリーフまでバラエティーに富んだ波、世界各国でボードをテストするライダー達、超一流の世界トッププロからのフィードバック。
そしてXTR素材をハビアーのファクトリーに依頼する超一流のシェイパー陣(アルメリック、マット"メイヘム"バイオロス、ティミーパターソン、デックブリューワー、ギャリーリンデンなど)らとの長年の交流を生かし、最高レベルのボードをシェイパーとしても高い評価を受けている。
彼のシェイプルームの入り口には、様々なエポキシプロを訪れてXTRに魅了された多くのプロの写真、今まで自己がコンテストで勝ち取ってきたトロフィー、そしてシェイプを今か今か待っているXTRブランクスでいっぱいだ。そのハビアーのシェイプが、更なるチューンを経てついに日本へも供給される。
ハビアーも、XTRの中でも特に力を入れるブランドとしての神経を注ぐこととなった。通常カリフォルニアでは、コストを削減するために、グラッシングやサンディングは外注するのだが。JHP XTRサーフボードは、クオリティーコントロールを高めるために、自社工場にてすべて仕上げる。
つまり、このブランドの強みは、なんと言ってもボードのシェイプ〜最終チューンまで、すべて一つのファクトリーで行えるということ。ユーザーの意見を、シェイプだけでなく、グラッシングからサンディングまで、トータルに考えることが出来る体勢をしいているのが、一人ひとりのサーファーのニーズに細かく対応できるのが嬉しい。
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