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私とLindenサーフボードとの出会い |
カリフォルニアのレジェンドシェイパー&サーファーのGary Linden:今なお続く最高のサーフボードのあくなき追求する
Gary Lindenのサーフボードを初めて見たのは、僕がカリフォルニアはOceansideに住んでいた時だ。知り合いのLindenのファクトリーで働いているPierre(ピエアー)というとてもうまいサーファーが、Oceanside Harbarでサーフィンをしていた。彼はグーフィーフッターで、あの特徴のあるLindenのロゴのボードに乗っていた。
その時興味が出て、Lindenのことをいろいろ調べたのだけど、その時初めてLindenが世界でもトップシェイパーとして名前をはせていた時代があったのを知った。
Javierに聞いても、
”Lindenは、一時はカリフォルニアでAl MerickやRustyよりもビックなシェイパーだったんだ“
と教えてくれたのだ。日本でも多くのプロが乗っていたのもまだ覚えている方もいるだろう。
そんなLindenなのだが、あるトラブルに巻き込まれて2000年の前半はパッと姿を消してしまった。
だが、カリフォルニアに住んでいた僕は、北のサーフCityであるSanta CruzでもLindenのボードをプロが乗っていたのを見たし、何よりシェイパーのLinden自身をOceansideやEncinitasにあるスワミーズでも多く見かけていた。
”彼のボードはまだ生きている“
と確信した僕は、Lindenのファクトリーを1人で訪ねた。
ファクトリーに行く手前で、ウエットスーツを着て、海に向かってサーフボードを抱えたベテランサーファーが歩いていた。
”ああ!Lindenだ!“
と思った僕は、
”Gary! I am YUKI from Japan”
と唐突に声をかけた。Linden本人は驚いていたのだが、僕の事情を話し、是非LindenのボードをXTR素材に特化して弊社で販売したいと言うと、彼は近くのファクトリーに案内をしてくれた。
ファクトリーでは、彼の作るアートワークとも言える数々のボード(ロング・ショート・ガン・バルサなど)があり、偉大なるシェイパーの歴史が感じられる場所だった。
XTR素材のことを話すと、彼は以前からXTRの素材感・乗り味・トータルな性能が好きだと言う。そして、実際にカリフォルニアのサーファーにもLindenのXTR素材を削っているという。それならば、話が早い。僕は、
“LindenはすでにXTR素材の特徴を理解して、ニーズにあったシェイプが出来る”
と確信。しかも、Lindenはオープンマインドで、リアルサーファーなのだ。
ちなみに、XTR For Japanのシェイパーに必要な要素は
・サーフボードビルディングに対する情熱
・シェイプのうまさ
・カスタマイズが出来る柔軟性
・時代の変化にも対応できる適応性
・なによりも、リアルサーファーであること
などだが、彼はそれらのすべて満たしている。
Lindenに会ったその日は、彼の自慢のボードラインを説明してもらった。さすがは、これまで日本に多くボードを提供してきた彼のマインドは素晴らしい。すぐに日本の波に合わせたモデルがXTR For Japanのボードとして決まったのだ。
XTR For Japanのボードはすべてカリフォルニアからのインポートなので、そのままアメリカの市場の基準に合わせるとお客様のニーズには合わない。だから、日本のお客様の好みに合わせる必要がある。細かなシェイプ・グラッシング・保管・シッピングなどなど。これらを十分に精査して、確実に日本仕様で弊社の倉庫まで届ける必要がある。
だから、Lindenの取り扱いが決まった後こそが、確かなボードの提供につながると思っていた。僕は、XTRのラミネーションをするJavier率いるEpoxy Proとも打ち合わせを行い、テストボードを何本か作ってもらった。失敗も中にはあったのだが、6ヶ月かけてやっと製品化を成し遂げて、ついにここで皆様にLindenサーフボード Powered By XTRをお届けすることが出来るようになった。
さあ、カリフォルニアの雰囲気たっぷりのLindenサーフボード。乗って、そして持っているだけでその雰囲気に酔いしれることだろう。
世界トップクラスのシェイプスキルを持ち合わす、カリフォルニアのレジェンドシェイパー |
Dick Brewerを師匠と尊敬し、数々の輝かしいシェィピングキャリアーを勝ち取ってきた。
彼は今なお現役のサーファー&シェイパー。そのシェイプの素晴らしさをキープし、更なる高みに持っていっているカリフォルニアのレジェンドだ。
彼のシェイピングキャリアーのストーリーを少し説明しよう。17歳の時にシェイプを初めた後すぐさまに、Lindenのシェイプの良さが回りに認められ、オーダーがすぐに入るようになった。人気のシェイパーとなった後でも彼の”より良いボードを“という探究心に限りはなかった。地元カリフォルニアの波だけでなく、その他の波を研究するためにヨーロッパ・南米・ハワイと旅をしつつサーフボード理論を確立した。
1980年台には、ワールドツアー選手のJoey BuranやDavid Barr、そしてBrad Gerlach、Colin Smith、Mike Lambresi,、Todd Holandなどのボードを数多くシェイプ。そして、90年台にになると、Tylor Knoxなどのボードも手がけてきた。
シェイパーとしてだけでなく、ASPのジャッジやコンテストディレクター、そしてASPの理事を努め、プロサーフィンそのものの発展に貢献し続けてきた。そして現在はBig Waveツアーの運営に携わっている。サーファーとしての情熱も未だ持ち続けていて、サーフィン出来る日にはサーフィンをし、ビックウエーブのトドスサントス・マーベリックスに現在もパドルサーフィンで挑むリアルサーファーだ。
彼のモットーは“生きている間に1本でも多くの波に乗ること”。今なお、彼のサーフィン・シェイプ人生は続いている・・・
Gary Lindenからの日本へのXTRサーフボードのカスタマーへのメッセージ。
XTR素材は軽く、そして耐久性も上がっている優れた素材です。その素材と私の魂のこもったハンドシェイプを是非体感してください。” |
XTRとの卓越したリレーションを生かしたボード:XTR Japan For Japan仕上げ |
以上の問いに対しては、XTR For Japanのプロデゥースする他のシェイパー同様に”まったく心配無用”と断言しよう。
Lindenサーフボードのシェイパーである、Gary Lindenは、XTRのJavierとの交流のもう15年。あまり知られていないが、LindenはXTRサーフボードのシェイプも数多く行ってきた。当然XTRサーフボードへの理解も深く、開発者のJavierとXTRの共同研究に余念が無い。
XTRシェイプに対する情熱と理論理解度が高いLindenのXTRボードは、腕に抱えただけでわかる高性能が感じられることだろう。
当然、XTRサーフボード素材についての理解は100%あり、JavierにもXTRサーフボードがどうすれば、もっと性能が高くなるかについての提言もするほど、理解度は高い。
プレシェイプをXTRサーフボードファクトリーにあるXTRに最適に調整された最新マシーン(3DM改)を使い、プレシェイプ精度をアップ。加えてLinden独自のXTR素材へのシェイプ理論も織り込みながら、For Japanではハイパフォーマンスロング・クラッシックロング・エッグ・ミニシモンズなどのカリフォルニアの雰囲気たっぷりのボードに焦点をおいたボード作りをしている。
当然XTRサーフボードへのオプション対応でも幅広く対応。3Dカーボンや、ストリンガーレスフォーム構造にも対応できる懐の深さを見せる。
そして、シェイパーとのコミュニケーションもダイレクトにXTR For Japanが行う。そのために、通常のサーフショップではなしえなかった”海外シェイパーとお客様の距離が限りなく近い=マジックボードが手に入る確立が高い”という方程式を生み出している。
XTR For Japanが、日本の皆様に供給するLindenサーフボードは、シェイプも、ボードのカット後にヘッドシェイパーのマーティーがすべてハンド仕上げで行い、マテリアル・素材も他のFor Japanボードと同じく特級グレードを使用。すべてが最新のシェイプ・デザイン・素材が体感できる。
丁寧な仕上げと、最高級の素材を使ったボードは、まさに持っているだけで満足さえしそうな、マジックボードとなってくれるだろう。
日本の皆さんに是非体感して欲しい、カリフォルニアのレジェンドシェイパー&ボードシェイプ。さあ、伝説のサーフボードはすぐそこにあります。
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