XTRサーフボード - インプレッションCHP20 XTRサーフボードテクノロジー

新的なサーフボード技術になりうるだろう
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U.S. "Surfing Magazine"より


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  XTRサーフボード - インプレッションCHP20
  

◇Pulse XTRのパフォーマンサーフボード:スフラッグシップモデルのCHP

CHP。Pulse XTRのパフォーマンスボードの一角を担うボードモデルだ。このボードはCalafia High Performanceの頭文字のC・H・Pを取った名前を持っていて、あの乗りやすく抜群のフィードバックを持っているCalafiaモデルを原型として持つボード。Calafiaとはかなりデザインを変えていて、ボードの真ん中のアウトラインこそ継承しているが、ノーズ・テール・ロッカー・コンケーブともに別物。対応するサーファーのスタイルや、乗り味もかなり異なるボードとなった。

XTRサーフボード - インプレッションCHP20このサーフボードの初期型も自分は持っているが(あるヘビーな波で折れちゃったのです。。。)、その初期型ともかなり形を変えている。常にライダーからのフィードバックを考えて、ボードの形を変化させているボードとも言えるだろう。俺も一応アマチュア部門のフィードバックとしていろいろ言ってきたけど、プロのシェイパーに、フィードバックはデザインについては言ってはいけないというのが、何人ものシェイパーと付き合ってきた俺の答え。"コンケーブを深くして"とか、"テールロッカーを変えて"とかそういったボードデザインの要求でなく、"テールがルースなので、もうすこし安定させて欲しい"、"ノーズエリアをもっとルースにして"、"とにかくスピードに溢れるボードを"などといったライディングに関するフィードバックのほうが良いボードができる。餅は餅屋、サーフボードはプロシェイパーに任せたほうがいいボードができるのだろう。

だから、今回のボードは"ノーズエリアを軽快に"というリクエスト以外は一切言っていない。どんなサーフボードができるかが、楽しみだ。このボードは珍しく、シェイプ中にも何回も見て、そして触らせてもらいながら出来上がりを幸運にも確認できた。ボードができる過程を見ているという意味では、自分にとってより親しみが沸くボードであろう。

◇XTRの誇る、完成度ピカ一のパラボリック構造フォーム

今回はXTRの自慢のボード構造である、パラボリックストリンガー(デゥアルデンシティー)サーフボード。このボード構造は、センターでなく、サイドにストリンガーを入れた構造に加え、ボードの中央側のフォーム密度と外側のフォーム密度を変えているものだ。詳しくはパラボリックストリンガーセクションを参考にして欲しい。最近はこの構造と色の組み合わせは巷に溢れているが、世界でカスタムエポキシボード対応の2層密度構造のフォームはXTRが長年のR&D(研究開発)を生かして一歩リードしていると言える。世界のプロも愛用している構造で、やはり長い研究・様々なフィードバックを利用している超一流のものだろう。

以前他のボードモデルでもこの2重構造のパラボリックフォーム構造を体感したが、明らかにシングルストリンガーとの違いが分かる。特徴としては、シングルストリンガーよりも波が大きくなればなるにしたがって、マイルドに感じる乗り味。小さめの波では、ボードの反応の高さが際立つ。

俺はどちらかというと、胸〜肩以上の波で最高の威力を発揮する構造だと思っている。特に、ビックフローターなどをした際のボードの安定性が、シングルストリンガーと比較して素晴らしく、またエアーなども成功率が上がる。乗り味がとてもソフトに感じるからである。ハビアーはこの構造で、トリプルオーバーまで使っているらしく、メキシコのPuerto EscondidoやTodos Santosでも最高のフィーリングだったとか。

XTRサーフボード - インプレッションCHP20かといって、このサーフボード構造は、小さい波に使えなくも無く、オールマイティーな新しいフォーム構造だろう。シングル構造のパラボリックとの比較を良く質問受けるが、シングルはデゥアルより小さめの波に適している感じかな?ほんの少しだけシングルパラボリックのほうが柔らかいのだ。巷では、EPSのパラボリックも出ているが、EPSと比較するとXTRのほうがフォームの密度が高いので、これまた乗り味が違う。俺の感想では、より安定した性能を発揮するのがXTRフォームのパラボリック。それが回答だ。

そんなこんなで4ヶ月半(パラボリックサーフボードはフォーム構造がシングルストリンガーより複雑だから、時間が少し余計にかかるのです)、ついに自分のボードが完成した。スペックは5'11"×18 1/4×2 1/8 XTR5.C-ASP サムテール FCSフィン。早速ボードを触ってみる。このCHP-Jは今年になって全体のテンプレートを変えている。ノーズエリアを以前のノーマルバージョンより多少狭く(といっても軽微です)して、そしてコンケーブが深く入った。レールもほんの少しだけ変えているという。

俺のボードのレールは、ソフトソフトしていないレールで、ハードハードでもない。このレールの形状はある現役WCTサーファーが、XTRの素材のボードで好むレール形状なのだという。そういえば、同じClosed Cellフォームを使う、Patagoniaのフィレッチャーサーフボードのダン・マロイモデルもこのレール形状に少しだけ似ていたっけ。ハビアー曰く、CHP−JのシェイプとXTRの素材感をあわせたレールだという。果たして海ではどう働くのだろうか、不安と期待が入り混じる。

◇新しいデザインコンセプトが満載のNew CHP-J
サーフボードのコンケーブはシングルコンケーブ。これも特徴あるシングルコンケーブで、結構深めにボードの中心からサイドフィンあたりに入っていて、そしてテールエンドエリアはフラットアウト(コンケーブがだんだん無くなっていって、フラットになること)。カリフォルニアのシェイパーはこのような形状を用いることが多くて、ドライビーかつ、ルース&タイトにバランス良くボードが働くという。

アウトラインは多少丸いので、ボードを1/2から1インチ短くすることを推奨。だから俺は、いつものボードよりも1インチ短くした。さあさあ、どんな感じだろう。いい波にあわせてあるシェイプであるから、いい波が来るまで楽しみに取っておいた。ワクワクしながら、テストのできるグットウエーブを待つ。

XTRサーフボード - インプレッションCHP20そして完成から3週間後に、ついに波が。狙いはあのポイントブレイク。波の質はお墨付きで、乗れば平均・通常の波より楽しさ3倍といったところだ。前日から波が入っていたけど、前日はまだスエルの角度が悪かったから、近くのビーチ(Calafia-J使用)。この前日のビーチブレイクのサーフィンも、限りなくファンウエーブだったから、次の日の期待は高まる。明日は5時起きで、狙いを定め、夜10時に就寝。

朝起きて、沖のブイをチェックすると、スエルが整った。波情報だと、サイズは頭半。テストには最高の舞台が整った。

駐車場に行くと、いるいるサーファーの群れが。朝早くなに、ほぼ満車状態。そんな中、どうにか場所を探して駐車する。そしたら、反対側に知り合いのEddie Lesterプロ(AKAサーフボードのプロライダー)がいて、彼もこの場所を狙っていたらしい。彼はすごく性格の良いプロで、その長身から繰り出すスタイリッシュなサーフィンをする。ちなみに聞いたことは無いけど、188cmくらいはあるんじゃないかな?しかも小波もうまい洗練されたプロだ。"See you in the water"と挨拶をして、俺もウエットに着替えて早速ポイントへ。

◇スムーズかつ、流れるようなサーフィンを可能にしてくれるボード

ポイントへ着くと、予想よりは波が大きくない。頭半もあるけど、セットは少なめだ。だけどだけど、さすがはカリフォルニアでも一級の波、一度セットが入るとすごく長く乗れて、しかもスーパーリッパブルウエーブ(何度も当て込みができる波のこと)。8回くらい当てている奴も見て取れた。最近改良した新しいXTRサーフボード樹脂のTR-18樹脂の白さが光るボードにワックスを早速アップしてみると、ワックスのほうが黄色く見えるくらい白いボードだった。この白さは、塗装もしていないボードで、世界一じゃないか?と思わせる。いままで3万本以上ボードを見てきたけど、白さが素晴らしい。以前XTRは黄色くなると言われていたが、その欠点はもう2年も前に解消済み。きちんとした手入れと、保管をすれば3年くらいたってもまだまだ白いボードにキープできる。実際俺が持っている5年前のXTRボードでも、きちんとした管理のおかげで、5年前のボードとしては驚愕の白さがあるしね。隣のあるEPSやPU(ポリエステル)の2年前のボード達と比較して、明らかに5年前のXTRのほうが白い。

ワックスアップを完了して、早速パドルアウト。まずはパドル感を確かめてみる。浮力は最近の俺のボードの中では、普通のほう。ボリューム満点の浮力でもないし、パドルが辛いボードでもない。ぴったりといったところだろう。パフォーマンスサーフボードだから、浮力もそれほど出しているボードじゃないなという感触。だけど、パドルの姿勢は安定するボードで、パドルをしている際にボードが左右にブレずらいのは確かだ。パドルがブレずらいというのは、パドルの際に確実に力を水面に入れることができて、そしてより効率的にパドル力を水に伝えることができるのだ。そのために、パドルが早そうでなくても、案外早かったりするCHP-Jだという感じ。

ピークに着くといるいる人の群れ。Eddieもピークど真ん中にいる。ピークだと、争いをして波を取らないとならないので、インサイド側をチェック。

XTRサーフボード - インプレッションCHP20インサイドは人も少なく、しかも案外波もショルダーが張っていて楽しめそう。だからピークではなく、ピークよりも10mくらいインサイドで波を待った。セットが5本くらい入る。当然インサイドにいる俺は、セットを喰らいながら、ダックダイブで自分のところに適切な波が入るのを辛抱強く待つ。そしたら、ピークではパドルをいくらしても取れない波が自分のところに入ってきた。波は、胸から肩はありそう。さあ、パドルを全快にしてテイクオフの準備だ。そしてテイクオフをする。ここの波は、それほどバコーンと割れるわけではなく、少しだけテイクオフで苦労するポイント。なんでかは分からないが、楽チンなテイクオフスポットというわけでもない。

◇リップやエアーもなんのその
テイクオフの感想は”安定”に尽きる。ただし、ラウンドノーズなどのノーズ側にボリュームがあるボードのように、とりわけ早いわけでも無い。通常のパフォーマンスサーフボードのテイクオフだ。ただし、テイクオフ後のボードがすごく安定していてコントロールがしやすい。バランスの悪いボードだと、テイクオフ後に、ボードが挙動不審になって、きょろきょろとして落ち着かない。CHP-Jはそういった動きは皆無。安定して、自分が思ったところにボトムターンを持っていける。ボードのボトムに多少深めのシングルコンケーブが入っているということもあるのだろう。ボードがステッキー(波に張り付いている感じ)な印象だ。

波を見ると、結構いい波でショルダーがある。さすが一級のブレイクポイント。テイクオフ後になぜか俺は後ろ足を意識する癖があり(後ろ足体重というわけではないのです)、後ろ足の膝を内側に入れて、前足のほうに体重を持っていった。素晴らしい感触だ。この後ろ足の膝を意識できるということも、俺のお気に入りのボードの条件の一つ。自分のスタイルにマッチしないと、後ろ足の膝を内側に入れにくい。ボトムにスムーズに降り、ギュイーンとターンをする。いい感触のターンだ。サムテールのスムーズさと、ボードのバランスが良いらしく、ターンの際にレールを水の中にうまく入れることができる。それに加え、トップターンをした際にボードの反発が良く、スピードを保ったまま次のターンに持っていけるという優れた特徴を持つ。流れる、そして切れ目の無いサーフィンができるというわけだ。

XTRサーフボード - インプレッションCHP20ターンをトップでして、タイトなカットバックに持っていく。ボトムのスムーズなターンで、ホワイトウオーターに当て込む。非常に引っかかりの無い、スムーズなカットバックだ。ホワイトウオーターに当て込んだ後に、またショルダー方面を見ると波が張ってきている。良い波だ。また少しだけ走って、タイトなカットバックをする。そのカットバックの後に、波が掘れてきたので、今度はトップでリッピング気味のスラッシュターンをかましてみる。動きが軽く、そしてパラボリックらしい反発を見せてくれた。パラボリックらしい反発とは、ターンの伸びが凄く良く、そしてトップで激しくアクションをしてもボードが安定して技がやり易いようなフィーリングという反発感である。

その後にまたまた小さいながらもショルダーが出てきた。スピードをつけて、フィニッシュの技に向かう。バランスの悪いボードだと、スピードがつきにくいけど、このボードはスピードをアップスで付けやすい。エクセレントな感覚だ。最後のセクションで、軽くエアーを狙うために、最後のターンの前に後ろ足をデッキパットの最後尾へと持っていく。波がクローズするところで、"エアー"と思ったけど、案外飛べなくてバックフィンが抜けた程度。それでも、エアーに持っていきやすい感じのボードなので、これまたびっくり。

エアーに持っていきやすい板、持っていきにくい板なんてあるの?と思われがちだけど、これがある。俺はいっぱしのプロじゃないし、ボトムでためにためてトップでエアーなんて芸当は、恥ずかしながらできない。エアーといっても横走り系エアーで、しかも360度のエアーははできないのです。それでも、空中に飛んで、そして着地まで持っていける、アマチュアレベルのエアーなんだけど、俺にとっちゃとっても難しい技。そんな難しい技を成し遂げるには、どうしてもボードの助けが必要だ。何本も板に乗っていて、空中エアーに持っていきにくいボード、着地で安定しないボード、エアーに持っていくまでの体制を作りやすいボードなど、様々だったけど、このCHP-Jは明らかにエアーしやすい部類に入る。DDパラボリックという構造の点もあるのかも。

XTRサーフボード - インプレッションCHP20

◇ユーザーとシェイパーの間を限りなく近くする優れたオーダーシステムから生まれる最高のCHP-J

小ぶりな波だったけど、4回ターンできた良い波。ボードも最高に調子いい。心の中で、にっこりとしながらピークインサイドに帰っていく。そしたら途中で、Eddieがいい波に乗っているのが見えた。さすがはEddie、大きな体格を生かしてパワーのあるターンを繰り返していく。

そんなこんなで、インサイドの波でも大満足。人がたくさん出てくる前に海から上がり、ボードの良さをハビアーに報告だ。

ハビアーにサーフボードのインプレッションを言うと、にこやかに嬉しそう。次回のCHP-Jをオーダーする時の参考にもしてもらうために、現在のボードに必要なことを伝える。そうやって乗り手とシェイパーの関係を保つのが俺は良いサーフボードを作る秘訣だと思う。XTR For Japan(このサイト・東京の実店舗)のオーダーについては、すべてお客様のデーターを、データーベースにて保管している。データーベースのデザイン&管理はこの筆者が行っているので、私自身が細かい情報を実際に直接シェイパーに伝えることが可能。2本目のボードをオーダーする際に、強力な情報となるのだ。Faxに書いただけの文字だけでなく、実際の会話は100倍、いや時には1000倍もの情報量を持つだろうから、オーダーの際は、お客様の要望や目指すスタイルなどをゼヒゼヒ記載して欲しい。

XTRサーフボード - インプレッションCHP20

◇リーフ&ビーチブレイクでも幅広く性能を発揮するバランスの優れたサーフボード
さて、前回はいい波で試したが、今度は日本の皆様も数多く使用する機会があると思われる、ビーチブレイクにてテストを行った。当日は、それほどコンデションも整っているわけでもなく、軽いオンショアで腰〜胸、セットで肩サイズ。波は千葉の東浪見とか、資だ志田下にとても似ているコンデションだった。軽くオンショアが入っているので、面はスーパークリーンとは行かないが、それでもグチャグチャでもない。オンショアにしては面はまとまっている。うねりがまだ残っているらしく、セットが入れば、なかなか楽しそうな波がある。先入観から、CHPはクリーンな波のみと思ってしまいがちだが、この日はこのボードでトライ。どんな動きを見せるかが楽しみだ。波はレフトとライトがあるが、レフトのほうが良さげ。

早速ワックスをアップして、海にパドルアウト。人も少なめで、波は結構あまっている。パドルをすると、前回のテストのときよりも浮力を感じた。慣れてきたからだろうか?それとも、前回の波の場所はカレントが大きく入っていたのだろうか?いずれにせよ、パドルが楽なのは良いことだ。XTRサーフボード - インプレッションCHP20

ビーチブレイクなので、ピークが多く点在している。人も少なげなピークに待機して波を待つ。そしたら早速波が入ってきた。レフトの波だ。パドルをして、ベストのポジションにボードを持っていき、波をキャッチ。波は早い感じだ。少しだけトリミングをして、ボトムに降りた。後ろ足もボードの後方にうまく持っていけたので、深く・そしてタイトなターンができそうな予感。当て込み(ターンをする場所)をするところを見つめながら、ボトムターンをした。"ターンが素晴らしく軽快”、"深くターンをしてもスピードが落ちない"という感想が正直なところ。これは凄いことで、俺がもうひとつ持っている他のメーカーのラウンドスカッシュ(素材はEPS)よりも明らかに、バックサイドターンは上。凄いよ。テールがサムテールということもあって、ガチャガチャしない美しいターンが可能だ。トップでボードを返すと、そのままボトムに降りた。今度は多少波がマッシーなのでカットバックをする。

カットバックはスムーズそのもの。切れ目の無いカットバックだ。この切れ目の無いカットバックというのはとても俺にとって重要。この技を行っている途中に、切れ目ができるとカットバック中でもホワイトウオーターに戻れなくて、途中でカットバックが中途半端に終わってしまうような感じになる。ASPサーファーやプロを見てみると気づくことであろうが、彼らはかならずカットバックをした後にホワイトウオーターに戻ってくる。ホワイトウオーターに戻ってこないカットバックは見た目もかっこ悪くて、しかも次の技につなげるのにも、都合が悪い。現在は、波のパワーゾーンにできるだけ近く止まったタイトなサーフィンがはやっている。そのようなサーフィンを今でも目指したい俺にとっては、このカットバックに切れ目が出ないライディングをさせてくれるボードが重要。まさにこのボードは、切れ目の無いカットバックをさせてくれてそのスムーズさでは今まで何本も乗ってきた中でも最高レベルに入る優れものボードである。

Dual Density Parabolic(デゥアルデンシティー:2つの密度を合わせたフォームボード)XTRボードの高性能さの秘密。

XTRサーフボード - インプレッションCHP20よく質問を受けることがあるのだけど、本当にパラボリックストリンガー構造のボードは、違いがあるの?という疑問にお答えしよう。答えは、XTR製のフォームに限っては”Yes"。乗っていると明らかに、センター(中央)にストリンガーが入ったボードとは、しなりや、スピード感が違う。特に優れているところは、ボトムターンをした後の、そのスピード性能。ボトムターンをして、スピードが無くなってしまって、うまくリッピングにもって行けない人にはまさに、"この素材しかない”とも思わせるほどの、スピード性能保持能力。しかも、フォームの密度がすかすかしている発泡スチロール製フォームを持つエポキシボードとは比べ物にならないほどのしなり。リッピングをしたくても、スピードに自信が無くて、カットバックに逃げている経験のある中級レベルサーファーは、このDual Density Paraolic XTR を絶対に試してもらいたい。よりラディカルな動きができて、海の中でもひときわ目立つ存在になれるだろう。特に深くボトムターンをするような波では、絶好調なサーフボードになることは間違いない。

◇ノーマルフォームはノーマルフォームの良さが発揮できる万能なXTR
さて、今回はパラボリックストリンガーのCHJP-Jをメインで紹介してきたが、ノーマルフォームのXTRではどうなんだろうと疑問を持つ人もいるだろう。そんな疑問に答えるために、全く同じサイズのCHP-Jをオーダーして、試してみた。答えは・・・”ノーマルフォームもノーマルフォームの良さを発揮してくれた。”ということになる。

さて、先ほどの繰り返しになるが、ノーマルフォームのサーフボードサイズは、PSDDと全く同じ5’11”×18 1/4×2 1/8。

XTRサーフボード - インプレッションCHP20このビーチエリアは、南からのスエルがはいるとレフトが綺麗に割れてくれる。パドルアウトし、沖にてセットをまつ。そうしたら、頭オーバーのセットが入ってきた。パドルを前回にして、波をキャッチ。優れた滑り出しを持つボードで、一気にトップスピードに達する。

ボトムターンをすると、波がとても掘れている。一気にトップに持っていて、鋭い当て込みをする。波しぶきがどれほど飛んだのだろう・・・切れ味が抜群なボードだ。PSDDフォームと比べると、ターンや当て込みの際にのボードの反応が少しだけマイルドな感じなのが通常フォームのXTRの乗り味だ。

そして、次のセクションを見ると、一気に走らないと抜けられなそうなので、ボードを超高速で走らせる。シングルコンケーブが効いているのだろ、トップスピードにギアーが入ったようにセクションを抜けていく。そして最後のセクションで、思いっきりトップに当て、バーチカルな当て込みとなった。

XTRサーフボード - インプレッションCHP20一発でわかるボードの走りの良さ、そして反応の鋭さ。特に、最近の流行であるカービングを駆使したパワーサーフィン+滑らかかつタイトなサーフィンを目指す人にはイチオシのボードだ。

PSDDを選ばなかったからって後悔しないで欲しい。ノーマルXTRはノーマルXTRフォームのよさがあるのだ。PSDDをの反応が自分にしっくり来ないという人は、ノーマルXTRで良いのだ。どちらを選んでも、XTR特有のスピードフレックスと、その丈夫さを兼ね備えた素晴らしいボードが手に入る。

 

◇終わりに・・・
このCHP-Jは、乗れないことも無いけれど、ぐちゃぐちゃのオンショアなどの整わないコンデションでは、あまり使用をお勧めしない。ボードのデザインコンセプトがそういった波に合わせていないからだ。波が整わない時は、FF-JFlying Fishなどのフィシュボード派生系ボードをお勧めする。

波が悪いときに、CHP-Jは乗れないことは無いけど、やっぱりある程度パワーがある波のほうが良い。サーファーならばいい波の時に、最高にマッチしたボードがあると気分も、そして波乗りも最高になる瞬間があるのが分かるだろう。自分のレベルが1段階も2段階も上がったようなあの素晴らしいフィーリング。そんな気分をあなたに与えてくれるパフォーマンスボードにCHP-Jはなってくれる。だから、波が整ったときに凄くお勧めなボードで、安定したターンとXTR+CHP-Jのスピード感を味わって欲しい。また、インドネシアやその他の海外のトリップにも持っていける。小さい波でもショルダーが張っているタイプであれば活躍してくれるだろう。

XTRサーフボード - インプレッションCHP20

 

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