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Hydro Flexサーフボードラミネーションについて

【目次】

Hydro Flex Super Charger(ハイドロフレックススーパーチャージャー)

Hydro Flex Natural PU(ハイドロフレックスナチュラルポリウレタンフォーム)

Hydro Flex Natural 高密度EPS(ハイドロフレックスナチュラル高密度HD-EPSフォーム)

Hydro Flex Varial Foam(ハイドロフレックス×ベリアルフォーム)

Powerline Stringerz(ナイロン+エポキシ合成樹脂ストリンガー)

InCarbon(カーボンシートサンドイッチ高密度EPSフォーム)

Carbon 3D(カスタム可能フルカーボン)

Hydro Flex専用UVカット樹脂

Hydro Flexサーフボードのメインテナンスについて

Hydro Flexにエアブラシ・カラーは入れられるの?

オプションラミネーション(カーボンテールパッチ)

オプションラミネーション(カーボンストライプボトムまたはデッキ)

ラミネーションパターン(Team-lite,Apex,Triple X)

それぞれの素材の強度・重さなどについて

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

* 弊社はHydro Flex LCCに正式指定された、日本の正規代理店です。

 

Hydro Flexの種類

 

Hydro Flexには主に3種類の構造があります。

 

@Super Charger

ANatural PUフォーム

 

どちらのタイプもドイツ開発のサーフボード専用ハイエンドエポキシ樹脂+3Dラミネーションを使用するために、耐久性・軽さ・フレックスに優れた素材です。

 

Hydro Flexのラミネーションの最大の特徴は3次元(3段階)を経る3Dラミネーション。このラミネーションによって、クロスとフォームの密着度をこれまでに無いレベルにします。耐久性・フレックス・そして軽さのバランスを最高レベルに高めています。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

さて、Hydro Flexの2タイプのボード構造を見てみましょう。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

 

【Hydro Flex Super Charger(ハイドロフレックススーパーチャージャー)】

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

Hydro Flexのスーパーチャージャーは、高密度EPSとHydro Flexの3Dラミネーションテクノロジー+ボードのフレックス(柔らかさ)が調整できる構造となります。そして、すべてハンドシェイプのフォーム構造です。ボードのフレックスは空気を、ボードのデッキ面上部にあるエアーベントから入れたり出したりすることによって調整が出来ます。この構造は今の市場の中でもっとも軽く、そして進んでいるサーフボードの構造となります。

 

サーフボードの重量に関して、世界トップクラスのデザイナーはこんなことを言っています。

 

"Small wave boards and bigger, high volume boards excel when they're really light. Hydroflex SuperCharger technology combines the lighest weight with a very strong build." -...Lost Shaper Matt Biolos

翻訳: スモールウエーブ用(膝〜頭+)やボリュームが多い大きなボードは、軽いほうが良い。ハイドロフレックスのスーパーチャージャーテクノロジーは、強さと軽さを持ち合わせたボード構造だーLostサーフボードシェイパーのMatt Biolos談

 

【Hydro Flex Natural(ハイドロフレックスナチュラル)】

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

Hydro Flexのナチュラルは、皆さんが通常使っていて慣れているウレタンフォームをハンドシェイプにて仕上ます。このために、今まで使っていたウレタンフォームの柔らかめのフィーリングがあります。ただし3Dラミネーションテクノロジーを使っているために、通常のウレタンフォーム構造より軽く・そして強い構造です。今までのポリ素材とは全く別次元の軽さ・耐久性がある新構造のボード素材となります。

 

"They're really light for PU boards because the lamination process removes all unneeded resin. Kolohe Andino needed boards that were lighter and stronger, but still wanted the tried and true feeling of PU blanks, so we made him a few for his latest quiver." -...Lost Shaper Matt Biolos

翻訳:(Hydro FlexのNaturalは)ラミネーションをする際、余計なResin(樹脂)を取り除くことが出来る。そのためにウレタンフォームを使ったボードとしては非常に軽い。コロヘ・アンディーノは使い慣れたウレタンフォームのフィーリングを持ち合わせる軽くて、強いボードが必要だった。だから、彼にHydro Flex Naturalを作ってあげた。LostサーフボードシェイパーのMatt Biolos談

 

Top pro surfers like Kolohe Andino, Mason Ho and Carissa Moore are requesting Hydroflex construction on their custom boards ranging from super grovelers to tube drivers. Check out Mason Ho pulling into some crazy ones in Brazil on his quiver of Hydroflex ...Lost surfboards.

翻訳:コロヘ・アンディーノ、メイソンホー、カリッサ・ムーアなどのトッププロが、小波用からチューブドライド用までカスタムボードでハイドロフレックスを欲しがっている。

 

世界トップクラスのアスリートサーファーが、キャリアをかけて戦う試合で使うハイドロフレックスサーフボード。以下のハイドロフレックスでのメイソン・ホーのブラジルでのライドを見て欲しいーLostサーフボード

 


*Mason HoのWQS6スターの試合でのNaturalでのライド。

 

【Hydro FlexのSuperCharger構造が通常のPUより優れている点】

@全体的な強度・寿命が2倍以上

Aクロスとフォームの強い密着を実現する3Dラミネーションにより剥離の可能性は通常のEPSより確実に低くなる。

B空気圧力がボードにかかっているために、空気が入っている間はEPSのように水がフォームに浸入しない。(水の浸入を防ぐために、空気圧を1psiは入れておきましょう)

 

【Hydro FlexのNatural構造が、通常のPUまたはEPSより優れている点】

@全体的な強度・寿命が2倍以上

Aクロスとフォームの強い密着を実現する3Dラミネーションにより剥離の可能性は通常のPU/EPSより確実に低くなる。

Bモールドボードや安価なEPSボードに使われて入るEPSフォームより〜2倍の密度を持つ特別仕様の高密度・高耐水EPSフォームを使います。そのために水に対しての耐水性が2倍以上の高密度EPSフォームを使うことにより、クラッシュ時の浸水を限りなく減らし、フレックス性能もアップしてより乗り味が自然になります。

 

XTR/HydroFlexサーフボードのウエブサイト

 

Hydro Flex Super Charger(ハイドロフレックススーパーチャージャー)

 

Hydro FlexのSuper Chargerバージョンは、世界で最も進んだサーフボード素材のテクノロジーの一です。

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

Hydro Flex Super Chargerの優れたところは以下の点となります。

 

【Super Chargerの特徴】

@ PUよりも圧倒的に優れた軽さ・耐久性・しなりの持続性
A エポキシのモールドボードとは比較にならないほどのしなり・フレックス

B 付属のエアーポンプによって波によって、ボードのフレックスを変化することができる
C すべてのボードは、シェイパーがお客様のスペックにあわせてカスタムシェイプ可能
D 水を吸ってしまうノーマルのEPSと違い、空気が入っていればキズがあっても水の浸入が無い

E3Dラミネーション(バイオ工学の理論を使ったラミネーション)を駆使した耐久性・軽さ

 

これからどうやってHydro Flex Super Chargerが以上の性能を発揮しているか、ご説明しましょう。

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

@エアーベント
Aガラスクロス
B3Dラミネーション(トライアクセルクロスパターン)
C高密度EPSフォームコアー

 

Hydro FlexのSuper Chargerテクノロジーは、上の図の4つに分かれています。

 

【高密度フォームによる驚愕のフレックス】

Super Chargerタイプサーフボードを形どるフォームは、高密度のEPSフォームです。Hydro Flexは空気調整機能が付いているために”空洞ですか?”と質問を受けることがありますが、中身はフォームが入っていて空洞ではありません。空洞ボードのようにポヨンポヨンしたり、スカスカした乗り味になったりはしません。フォームコアーがあるからこそ、しっかりとしたフレックス・乗り味があります。

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

【水を吸わないEPS構造】

EPSは軽くて、成形しやすい反面、水を吸いフォーム間の空気の移動の欠点があります。Hydfo Flexはこの特性をプラスの方向性にする技術を編み出しました。Hydro Flexには、

 

@のエアーベント(防水)

 

から空気を入れて、ボードの中の圧力を調整します。ボードの中に空気が入っていれば常に内部から外部に空気が出ることになりますので、フォームは水を一切吸いません。実際小さな穴であれば、内部の空気圧にもよりますが30〜1時間は空気が出続けるので、フォームが水をその間吸いません。

 

通常の低密度EPSサーフボードは、フォームが水を吸ってしまいます。そのために、少しの傷でも気づかず水に入れてしまえば、あっという間に水がフォームに行き渡り致命傷となります。しかも、水温が外気温より低い場合はサーフボードを水に入れた際に、サーフボード内が一気に冷やされるのでそこに水が一気に流れ込むのです。

 

これに反してHydro Flexであれば、少しの傷から水がフォームに浸入することは、内部から外に空気圧がかかっている限りはありません。XTRはフォームが水を吸わない性質を持つので、水が入らないのですが、Hydro Flexは内側からの空気圧によって水をフォーム内に入れないようにしています。

 

【EPSの乗り味が好きではない?Try Our Hydro Flex Super Charger!】

Super Chargerはサーフボードの内側から外側のシェル(クロス+樹脂)に圧力がかかるので、サーフボードのフレックスを一定に保ち、そして安定性を発揮するのに貢献しているという2次的なメリットも生まれました。

 

この内側からの圧力で構造を保つという性質は、実は開発者のBufoが植生物の茎の構造から考え出したアイデア。通常のEPSはとても柔らかくて、すぐにボードがボコボコになるのですが、Hydro Flexは内側からの空気圧があるので、ボードの形が一定にずっと保たれます。Hydro Flexを使ってみればすぐに体感できるが、ボードのデッキの凹みが極端に少ないのがわかります。

 

しかも、EPS素材とは乗り味が異なりしっとりと、それでいて反応が早いボードです。EPSが好きではないユーザーもすぐに乗り味の違いに気がつくでしょう。

 

 

この特性は、Hydro Flexオンリーの特性です。EPSフォームコアーでありながら、水を吸い難い素材、そしてEPSフォームを使いながらも凹みにくい素材として世界でも注目を浴びています。

 

【フレックス調整機能】

Super Chargerボードは、波によってサーフボードのフレックスを調整できる点です。以下の表をご覧ください。

@柔らかいフレックス=日本の波の通常のコンデション・チョッピー波・ガタガタ波 0 - 3 psi A通常フレックス=波がクリーンで良い時のコンデション・ タイトなターンをしたい時 3 - 4.5 psi
HydroFlexサーフボードのラミネーションについて HydroFlexサーフボードのラミネーションについて
Bやや固めのフレックス 4.5 - 6 psi
カーブラインを意識しターンをしたい時
Bやや固めのフレックス 4.5 - 6 psi
カーブラインを意識しターンをしたい時
HydroFlexサーフボードのラミネーションについて HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

サーフボードのベストフレックスは、すべての波の傾斜に対応できるフレックスです。通常の日本のコンデションでは空気圧力は3psi以下にしてください。硬く入れすぎると調子が良くありません。柔らかめが最高のパフォーマンスを生み出します。

 

モールドボードってある波では調子良くても、ある波だといきなり調子が悪くなりませんか?トラックに踏まれても大丈夫な頑丈なサーフボードは、確かに強度はあるのですがフレックスの点では劣ってしまうのです。概して硬いモールドボードは、波のコンデションが良い場合は調子が良いのですが、ジャンクなコンデションになるととたんに調子が悪くなる・バタバタするという乗り味の不満があります。

 

どんなモールドボードでも、生活がかかっているプロが試合では使わないのはモールドの性能の限界を示しています。レールのところのコートを薄くしてもやっぱり全体のしなりをすべてコントロールするのは難しいのです。

 

"しなり(フレックス)"が得られるXTR・PU・EPSのシェイプボードのほうが、特に性能にうるさいプロに好まれているのはこのためとなります。

 

Hydro Flex は、内部の空気圧を変化させることによって、あらゆるコンデションにベストなフレックスを乗り手が調整できることが出来きます。いわば未来系のサーフボード素材なのです。

 

【エアーの調整方法】

@ボードのデッキにあるエアーベントです。エア弁とはだいたいボードのノーズ側中央付近にあります。 Aエアーベントに付属のポンプ金具をつけます。
HydroFlexサーフボードのラミネーションについて HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

B金具はネジになっていますので、最後まで締めます。

 

Cポンプと金具をつなげます。確実につないでください。ねじで回して付けるタイプもあります。

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

 

Dポンプを押して空気を入れます。メーターを確認しながら、ゆっくりと入れて行くのがコツです。

 

Eポンプと金具はしっかりと結合させます。エアーが漏れている場合はこのように接合部を抑えながら空気を入れても良いでしょう。

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

 

【3Dラミネーション】

ここで、ラミネーションについて少しお話しましょう。Hydro Flexはガラスクロスとフォームを、独自の3次元グラッシングテクノロジーで行っています。そのために、サーフボードがフレックスを繰り返しても剥離がほとんど起こらない特性を持ちます。

 

3次元のラミネーションは、フォームとクロス、そして樹脂をまるで一体化するようになっていて、ボードのしなりも最高レベル。しかも、先ほども申し上げましたが空気が常に外側のクロスシェルに圧力を掛けるので、フットマークもつき難く、元のシェイプを長い間保ってくれるのです。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

*3Dラミネーションを光を当てて見やすいようにしています。フォームに粒粒が出来ているのがご覧いただけるでしょうか?この粒粒の場所にすべて樹脂が根を張るように浸透しています。

 

 

Hydro Flexの3次元ラミネーションの開発者のBufoの解説を見ていただくとお分かります。シンナーでフォームを完全に溶かした後に、フォームに染み込んでいる樹脂が残っているのがわかります。これが、Hydro Flexのコアーテクノロジーの1つの3次元グラッシング(樹脂・クロス・フォームの密着を高める)の証明です。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

【バイアクセルクロス】

ボードを覆うクロスは特級クラスのものを、45°の角度を持つ折込のクロスであるバイアクセル(斜め)を使用します。このクロスは、通常のクロスよりもかなり高価なので、通常のポリエスターボードには使用されません。

 

バイアクセルクロスは、通常の折り目(0°角度クロス)クロスよりも強度が生まれます。バイアクセルクロスパターンは、お値段がかかる高価な製法ですが、強度・フレックスともに優れた製法として一部のファクトリーのみ使用しているパターンです。

 

Hydro Flexのクロスは、Super Chargerと同じバイアクセルクロスと1枚通常のクロスパターンを使うことから、トライアクセルパターンとも言える3方向からのクロスパターンとなります。これこそ、軽く・強度のあるボードが出来るクロスパターンです。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

*バイアクセルクロス(斜め方向に織り目が入ります)

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

バイアクセルクロスと通常のクロスの組み合わせのトライアクセルクロスの利点は

@コントロール性を上げる

Aフレックスと反応を上げる

B強度を上げる

 

となります。

 

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新開発のHydro Flex Naturalとは?

 

2011年から、Hydro Flexは以前のSuper Charger(空気調整機能付バージョン)に加え、ポリウレタン+3Dラミネーション技術を使ったPU(EPS)/Epoxy Hybridの進化版を完成させました。このボードは”Natural(ナチュラル)”と呼ばれます。

 

Naturalは見た目こそ従来のサーフボードと変わりません(ストリンガー付でクリアー)が、その性能の向上には様々なHydro Flexテクノロジーが応用されています。

 

最近、Poly/Epoxy Hybrid(ポリ・エポキシハイブリット)というボード構造が出ています。また、以前からEPSフォームにエポキシ巻きのボードも多く作られてきました。

 

見た目こそそれらの旧来からのボードと変わりませんが、ハイドロフレックスは、その構造とは全く別物の、特許が絡んだ工法です。つまり、ハイブリットやEPSボードの性能を、更にアップグレードしているボードとなります。

 

Natural(日本語訳:自然)と呼ばれているゆえんは、ストリンガー付のバージョンは見た目が通常のサーフボードと同じだからです。

 

よりフレックスを求めるサーファーにはNaturalストリンガーレスバージョンもご用意しております。こちらはPUフォームに、エポキシ3Dラミネーションをしている点ではNaturalストリンガー付バージョンと一緒ですが、樹脂に薄い青色がはいっているのとストリンガーが無い構造です。厚めのボード(Boogie FishやClutch、RobertsのDiamond Fishなど)をお選びの際におススメの構造です。

 

【Naturalの特徴】

@空気調整のわずらわしさを無くした

AよりウレタンのノーマルPUボードに近い柔らかさ

B3Dラミネーションによる強度アップ+エポキシグラッシングのために、ウレタンボードよりも耐久性は2〜3倍以上。軽さはポリウレタンよりも軽い。

そしてEPSバージョンは、水の吸い込みを抑えている高密度EPSフォームを使い、より一貫したフレックスを持つコアーとなる。

C見た目は通常のサーフボードと区別が付かないほど一緒

D価格は高性能ボードながら、製作過程が簡単になるのでSuper Chargerよりもリーズナブル


HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

*3Dラミネーションはフォームに根をはるように樹脂を入れ込む、3次元(従来のボードは2次元)ラミ。

 

*Hydro Flex NaturalでのMatt Paganのライド映像

 

*Josh KerrによるHydro Flex Naturalのライド映像

 

*Hydro Flex Natural(Teddy Navarro)のライド

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

*Naturaのストリンガー付バージョン(Bufo Shape)

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

*Naturaのストリンガー付バージョン(Robert Weiner Shape)

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

*Naturalのストリンガーレスバージョン

 

【イージーメインテナンス&高品質素材】

このNatural(ナチュラル)は、Super Chargerではアドバンテージだったが、複雑なメインテナンスを必要とする空気調整機能を無くし、より気軽にHydro Flexを試すことが出来るようになりました。より通常のボードと同じようなフィーリングでお使いいただけます。

 

また、フォームコアーを最高級のウレタン素材または高密度EPSを使い、高密度・高いフレックスを誇るボードとなります。ボードのフォームコアーが今まで皆さんが乗っているPU/EPS素材の最高級品ですので、フレックスもPU素材に近くEPSのフレックスに慣れていない人も問題無く移行出来ます。

 

そして、フォームに木の根をはるようなHydro Flexオリジナルの3Dラミネーションと、最高級のエポキシ樹脂+へクセルクロスを使います。フレックスはPUに近いけど、耐久性は低く見積もっても2〜3倍とよりボードが長持ちします。そして、通常のPUよりも軽い仕上げで上がります。

 

ボードを覆うクロスは特級クラスのものを、先ほど話しました45°の角度を持つ折込のクロスであるバイアクセル(斜め)を使用します。そのために通常の折り目(0°角度クロス)クロスよりも強度が生まれます。バイアクセルクロスパターンは、お値段がかかる高価な製法ですが、強度・フレックスともに優れた製法として一部のファクトリーのみ使用しているパターンです。

 

Hydro Flexのクロスは、Super Chargerと同じバイアクセルクロスと1枚通常のクロスパターンを使うことから、トライアクセルパターンとも言える3方向からのクロスパターンとなります。これこそ、軽く・強度のあるボードが出来るクロスパターンです。

 

性能の点でも、通常のPUよりも浮力が多く、反応が高いボードです。空気調整弁やポンプなどの付属品が無くなるので、製作過程が簡単になり価格もSuper Chargerよりもお求め安くなります。

 

軽さ・耐久性・そして価格バリューもあわせて新しいHydro Flexの提案となります。

 

*価格はPUフォームコアーがSuper Chargerより10,000円(本体価格))、高密度EPSフォームコアーが5,000円(本体価格)の割引です。

 

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高密度 High Density(HD) EPSフォームとは?

 

ここで弊社がUSのメーカーと共同で開発・採用しいている

 

高密度EPS=High Denstity(HD) EPS

 

について解説しましょう。

 

弊社は以前からカスタムエポキシボードの研究・開発を長年行ってきました。EPSサーフボードについても同様です。EPSボードはその軽さ・丈夫さ・熱の強さに特筆すべき利点がありますが、1点だけ最大の弱点がありました。それは

 

”フォームの吸水率が高い”

”水を多く吸ってしまったEPS素材は、修理の際でも水を完全に抜くのがほぼ困難”

"表面が柔らかくボードの強度がXTRより弱い"
"フォームが収縮してしまって、ストリンガーが浮いてきてしまう"

 

という点です。

 

水を吸っていない状態のEPSボードは、イキイキとした動きを出し、そして軽いのです。ただし、一旦水を吸ってしまうと(例えば傷がついたのに気づかずにしばらくボードに乗り続けてしまった)フォームが水を多く吸ってしまい、水を抜くことがほぼ不可能になってしまうケースも多々ありました。水を多く吸ってしまい、そして修理でも水を抜くことが困難なのでボードが死んでしまうのです。

 

・水がぜんぜん抜けないなあ!!

・1週間たっても傷口から水がしたっている!

・フォームが収縮してストリンガーの木の付近が浮いてきてしまった

 

EPSサーフボードを使っていて思いませんでした?

 

EPSフォームはXTR素材やVarial Foam、EFC素材などのClosed Cellとは異なり、水を多少なりとも吸ってしまう特性はそのセル構造がOpen Cellなので変えることは出来ません。その反面Closed Cellより熱に強い、扱いが簡単という利点もあります。そして、PU素材より明らかに軽く、そして丈夫なボードが作れるのはXTR・Varial・EFC・EPSの共通項です。

 

EPSフォームの素晴らしさを生かしながら、水の吸水が少ないフォームを開発出来ないか?そんなことをメーカーにぶつけづけていましたが、遂に弊社はベストなEPS素材をすべてシェイパーのHydro Flex素材に使えるようにいたしました。メーカとも共同し、Hydro Flexのラミネーションにベストなサーフボードフォーム用のEPSを開発したのです。

 

"HD EPS Foam(高密度EPSフォーム)”

 

です。 このフォームは通常のモールドボードやサーフボードに多く使われているEPSより1.5倍から2倍の密度を誇り、フォーム自体の硬さもPUフォームに近くなります。吸水率は、以前のEPSより劇的に変化して、PUフォーム並(つまり、水は吸うが、奥まで水はなかなか到達しないために、修理でも修理箇所を完全に乾かしやすくなる)の吸水率になりました。

EPSのフォームが高密度になると、フォーム自体が少し重量を増すのですが、それはHydro Flexの3Dグラッシング技術で軽く(だが、丈夫に)巻くことが可能となっています。EPS特有の"スピードは出ているが、すかすかした乗り味でつまらない"フレックスではなく、きちっと芯のある乗り味で、フレックスや耐久性、乗り味も通常のEPSよりよりPUやXTR素材に近くなりました。

 

HD EPSは、通常のEPSよりフォームの価格も1.5倍から2倍ですが弊社はHydro Flexとメーカーとも協力してPUフォーム費で5,000円のアップチャージのみでのご利用が可能になりました。

 

では、通常グレードのEPSフォームと弊社使用のHD EPSフォームを比較してみましょう。以下の写真をご覧ください。左のフォームが弊社使用の高品質HD EPSフォームで、従来型のEPSフォームは右になります。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

 

まずは通常のEPSフォームをご覧ください。HDでは無いEPSフォームは目が粗く、そしてフォーム自体もとても柔らかいのた特徴です。当然フォームには水がすぐに浸入しますし、そのフォームで作ったサーフボードの強度は弱めです。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

では弊社使用のHD EPSフォームはどうでしょう?フォームの目はより規則的で、そしてフォームがギュッと詰まっています。低密度EPSより水に強く、そしてフットマークや傷に強いサーフボードが作られます。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

サーフボードは見た目だけではボードを作る素材はわかりません。見た目もさることながら、見た目ではわかり難いハイエンドな素材こそが高い性能・耐久性・軽さを生み出す鍵となります。

 

外側を覆う樹脂は、柔軟性に富みながらも強度が高い弊社指定のアメリカ産の最高級のサーフボード用のエポキシ樹脂を使います。色の白さが際立っていて、しかも従来のエポキシ樹脂より黄ばみに強いのが特徴です。

 

Varial(ベリアル)フォームとは?

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

ベリアルサーフテクノロジーは、そのフォームコアーに革新を起こすことによってより高い性能を発揮するサーフボードを作るために生まれました。高いパフォーマンスを成し遂げるに、Varial Foam社は航空産業・F1カー産業で使われる世界足先端の素材を使います。それらの素材により、高い" Strength-to-weight ratios(強さと重さの比率:軽くて強いほうが性能が高いとされる)"を持つサーフボードを作れるようになったのです。ベリアルフォームは軽く、強いだけではありません。より反応が高く・早く・そして様々な波のコンデションにあうフレックスパターンが発揮されます。

 

フォームはPUやEPSとは全く別のフォーミュラー(要素)を持ちます。最高の密度・均一性を持ち、フォームがしっかりしているのでストリンガーが必要ありません。ストリンガー無しでもストリンガー入りのPUフォームより強いのです

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

【ベリアルフォームの特徴】

@水を一切吸わない

AHydro Flexの3Dラミネーション巻きにすることにより、剥離の問題を最小化する+フォームとグラス・樹脂の密着が通常のサーフボードとは比較にならないほど高いので、乗り味(つまりフレックス)の寿命が飛躍的に延びる

Bストリンガーを使わないので、フレックスに一貫性がある

C高密度フォームにより、フォームの寿命が限りなく長く、長い間新品に近い乗り味が味わえる

Dベリアルフォーム自体は黄ばまないので白さが長持ちする
*フォームを巻く樹脂は変色します

EPUフォームに近い柔らかく乗り味の良いフレックスパターンを持つ

FHydro FlexのPUフォーム巻きと比較して、フットマークや凹みを劇的に減らすことが出来る

GHydro Flexの3Dグラッシングで巻くと、軽すぎず、重すぎず、サーフボードが幅広いコンデションで機能するのにベストなウエイト(重量)を持つ

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

【Hydro FlexのRich社長によるVarial Foam×Hydro Flexの説明】

 

【Hydro Flexの社長Richさんの解説要約:一部個別にインタビューを行った点も加味して補足しています。】

 

・Hydro Flexは、長い間Varial Foamと共同で開発を行ってきた。お互いの情報を共有して、フォームの構造レベルからテストを行い、フォームの完成度を高めてきました。現時点でのサーフインダストリーでのフォームコアーとしてベストの性能を誇ります。

 

フォームは軽く、強く、耐久性があります。今までのフォームより凹みの着きが少ないのも特徴です。従来のサーフボードの凹みが気になる人には強くお勧めします。

 

また、フォームはその構成分子の質が一貫していて、キメが細かいのが特徴となります。フォームの質が一貫しているということは、シェイパー&ライダーにとって利点となります。自分の気に入ったサーフボードのフレックスがいつも味わえるからです。PUボードは、フォームの質が均等で無い場合がよくあります。

 

全く同じサイズ・モデル・グラッシングプロセスを経たボードでも、このボードは良いけど、このボードはあまり良くないという現象が起こりやすのです(つまりボードの性能に一貫性が無い)。Varialにはそのことが PUと比較したらまったくと言ってよいほどありません。

 

そして、Hydro Flexの3Dグラッシングとこのフォームをあわせることにより、フォームとグラッシングの密着が究極レベルまでに高められます。その結果、サーフボードの性能で一番大切な要素のひとつの

 

”フレックス”

 

を長い間新品と同じ状態で保つことが可能となりました。通常のPUグラッシングと比較しても、最低でも3倍以上の寿命を誇るのです。

 

【Varial Foamのサーフボードに乗るShane Dorian】

 

Shane Dorianのコメントの要約

・Varialは強く・軽い

・なによりも良いことは、サーフボードのポップ(反発)だ。

・乗り味が素晴らしい

 

Varialは小波中波でのイキイキとした動きを出しますが、波が大きくなっても対応できるところが素材の奥の深いところです。EPSボードでは、水量が多く波が大きな場所ではボードが跳ねたり、フレックスがいまいちでプロは好んで使いません。ただし、このVarialフォームはそのフォームの特性により波の力をうまく吸収してくれます。それにより、バンプ(こぶ)があってもそのバンプからの力をフォームが吸収してくれ、優しくそして優れた乗り味を出してくれます。Varialフォームの威力は小波中波だけでは無いのです。

 

弊社のサーフボードのラミネーション

 

波がヘビーな冬のハワイのNorth Shoreでのライドからもわかるように、波のパワーがあっても信頼のある高性能ハイエンドフォームです。

 

 

以下の図をご覧ください。最初の図は特殊な機械でPUフォーム(ストリンガー付き)のものと、Varialフォーム(ストリンガー無し)のものの折れに対する強度を測ったものです。すべての数値においてVarialフォームが上回っています。これはフォームコアーだけの強度ですので、Hydro Flexの3Dラミネーションと合わせることにより、通常の巻きより更なる強度アップがされます。

 

【Varialフォーム/PUフォームの強さ比較】

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

【VarialフォームとPUフォームのフレックスパターン】

 

そして驚くことは、FlexパターンがほぼPUフォームと同じなのです。下のグラフをご参照ください。数値は

 

PU(ストリンガー付き)=0.325

Varialフォーム(ストリンガー無し)=0.320

 

そしてこの数値は樹脂を変えることによって限りなくPUに近くすることが可能なのです。弊社ではPUよりフレックス性能を高める樹脂・巻き設定をします。そのほうが日本の波により適していて、スピード性能が増します。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

【なぜHydro flexの3DラミネーションとVarial Foamの組み合わせが最強なのか?】

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

ベルアルフォームは高密度なフォームコアーです。それをポリエスター樹脂で巻くことは、コストの点では優れていますが、強度・耐久性や軽さなどは劣る製品となります。理由はポリエスター樹脂は分子結合がとても弱く、品質が一定でない樹脂だからです。ベリアルフォームの創始者も指摘しているように、高価だがエポキシ樹脂で巻くことを推奨します。ポリエスター樹脂よりも強度・品質・結合力に優れたエポキシ樹脂にてベリアルフォームを巻くのがより効果的なのです。

 

そしてそのベリアルフォームの性能は、フォームコアーと樹脂・クロスをより一体化することが可能なハイドロフレックスの3Dラミネーションで巻くと、更に高まります。通常そのままベリアルフォームを巻くと、長年の使用によりフォームコアーと樹脂&クロス面が剥がれやすくなり、剥離が多く起きる可能性がありますが、3Dラミネーションで巻くと、フォームコアーと樹脂&クロスの密着が高まり、剥離の可能性を最小化します。

 

【修理・メインテナンス方法はどうやってやるの?】

これだけハイテクな素材だと、万が一ボードが破損した際の修理やメインテナンスも大変では?と考えてしいます。そういった点もすべてこのフォームはクリアーしているのが更に素材の良さを引き出している点です。

 

・水を一切吸わない素材なので、小さなキズは修理せずにサーフィン可能です

・修理はエポキシ樹脂を推奨するが、万が一はポリエスター樹脂でも修理可能です

・修理方法は従来のサーフボードと同じとなります

・万が一多くのフォームを必要とする修理があっても、弊社からお買い上げのボードは弊社で責任を持って修理いたします

・熱にも強いです

・もともと丈夫なフォームなので旧来のPUフォームボードより修理・メインテナンスをする確立が格段に下がっています

 

【Varialフォームの誕生の経緯】

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

ベリアルフォームの創始者はカリフォルニアはサンタバーバラ出身のEdison ConnerとParker Bornemanです。彼らは若い頃からサーファーでしたが、PUフォームの弱さに嘆いていました。どうにかしてその欠点を解消したい・・そんな考えを持っていた彼らは、共にアメリカの名門大学であるUniversity of Pennsylvania(ペンシルバニア大学)の大学院の学生でした。

 

素材研究者&サーファーだった彼らはある日大学院のエンジニアーの授業の内容で衝撃を受けました。

 

"これはサーフボードのフォームに応用できるのでは”

 

と素材工学の講義中に思いついたのです。素材工学での知識が豊富なEdisonは、高分子のフォームコアーをサーフボードに使えば、PUやEPSよりも軽く、そして強く、そしてフレックスのあるフォームが出来ると理論付けました。この理論を使い、同大学のUpenn's Wharton Venture(*アメリカには優れたアイデアには出資をしてくれる基金が多くありますが、このプログラムのその一環)プログラムを使い、Varial Foam社が誕生しました。

 

最初はハニカムベースの構造に、Varialのフォームをレールに貼り合わせて研究&開発を行いました。ハニカムベース+レールフォーム構造は、確かに素晴らしい強度とフレックス、軽さを持っていましたが、微調整がレール部位しか出来ません。更なる素材の進化が必要と彼らは考えていました。

 

新しい素材を考えなければ、この素材は花が開かない・・・更なる研究・開発を続けるために、知識の増強が必要と感じたEdisonはUCLA(カリフォルニア州立大学ロスアンゼルス校)で、工学修士を取得。彼はそこで、宇宙工学の素材を学んだ彼はVarial Foamにそのフォーミュラーを適用することに成功しました。Parkerは、会社のファイナンスとデジタルコンテンツを充実させる役割を担い、ついにUSのサーフマガジンに取り上げられ、世界トップクラスのサーフボード会社(CI、Rusty、Roberts、LOSTなど)がこの技術を採用するまでにいたったのです。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

外側を覆う樹脂は、柔軟性に富みながらも強度が高い弊社指定のアメリカ産の最高級のサーフボード用のエポキシ樹脂を使います。色の白さが際立っていて、しかも従来のエポキシ樹脂より黄ばみに強いのが特徴です。

 

*Varial FoamはPU Naturalに+27,593円(本体価格)となります。

 

Powerline Stringerz(パワーラインストリンガーズ)とは?

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

 

Powerline Stringerz(パワーラインストリンガーズ)は、木に変わる新しいタイプのストリンガーです。このPowerline Stringerzの利点は

 

・フレックスに一貫性がある

・水を吸わない

・耐久性がある

・軽い

・ボードの反応が上がる

・よりターンが伸びる=スピードが向上する

 

と言う点です。見た目は木とは異なり、半透明(時期によってはカラーが入っている場合もあり)。そしてボードの総重量が同じシェイプ&サイズの木のストリンガー製ボードと比較して約180〜250g(ボードのサイズなどによって変化します)軽くなります。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて HydroFlexサーフボードのラミネーションについて HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

 

樹脂&クロス素材会社で技術者として働いていた”Robb Green"によって考案されたこのストリンガーは、数多くのシェイパー&サーファーによってテストをされ完成されました。ストリンガーは

 

・4層のパネルを組み合わせた 重合体と高分子エポキシ樹脂

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

によって出来ています。

 

彼が何故このストリンガーを開発したか?それは

 

・木は時期によって変質してしまい、フレックスの変化も起こるのでより一貫性の高い(つまり変質の無い)ストリンガーを作りたかった

・ボードを作り上げるフォームの重量を軽くしたかった

・より性能の高いフレックスを持つボードを開発したかった

 

というあくなき追求のためでした。ボードもタヒチ・カリフォルニア・メキシコ・オーストラリア・コスタリカ・日本などで数多くテストされて、ビックウエーブからスモールウエーブまで、信頼の置ける性能・強度が証明されています。

弊社でも、特に日本での使用が多いであろう、小波中心に数多くの場面でテストをしました。このストリンガー付のフォームで作られたボードは

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

・取り回し・乗り味が軽い

・ボードのフレックスが高まり、ターンのたびにスピードがどんどんと加速する=ボードスピードが上がる

 

というフィーリングが得られました。乗り味がとても良く、硬さは一切感じません。弊社ではHydro FlexのRoberts、Bradley、Bufoシェイプにてアップグレードチャージ6,980円(本体価格)でのご提供です。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

RobertsのIn-Carbonフォームとは?

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

RobertとDan Mann、そして彼らのチームライダーによって開発された”カーボンサスペンションシステム”のCarbon In。このボードは過去に無いフレックス・乗り味・性能を持つカスタムカーボンシート入り高密度EPSフォームです。

 

通常のEPSフォーム+エポキシ樹脂グラッシングボードは、フレックス力が弱く、軽いボードですが乗り味がスカスカしているという不満がありました。つまり、イキイキとした動きを持つために必要な反発力が弱いのです。

 

EPSボード乗り味は、まるで衝撃を吸収してしまうような乗り味になり、スピードが出ているのに、ドライブが無いような感覚になりがちです。性能はともかく、乗り味が・・・というサーファーも多いことが、弊社の調査では証明されています。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

これらの欠点をどうにか補うために、ボードのセンターにカーボンのシートを入れたりする工夫もされてきていますが、完璧ではありません。フレックスポイントが1点に集中してしまうために、サーファーが伝える力がボードに均一に伝わらないからです。

 

革新的なボードのデザインと、構造を常に追い続けているRobert Weinerは、あのFirewireの一員であるDan Mann(ダン・マン)と共同して新しいフォームを開発しました。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

これは

 

高い密度のEPSフォームに、カーボンのシートをサンドイッチする構造

 

となります。カーボンは、ボードのフレックスを最適にする配置でサンドイッチしてあり、より均等なフレックスが得られるのが特徴です。サーファーの力が確実に水面に伝わって、スピードがより効率良く出せるのです。また、ボード全体の強度も強くなり、ボードの寿命も延びました。このCarbon In(カーボンイン)構造となります。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

見た目は、カーボンをフォームでサンドイッチしているカスタムフォームなのでレール部位に薄いカーボンが見えるだけです。ノーズエリアには、フォームをサンドイッチしている関係上横に継ぎ目が見えます。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

この工法は、カーボンテールパッチが標準で装備されてテールが補強されているのも特徴です。これにより、サーフボードで最重要のパーツのテールレールエリアを保護します。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

カーボンのシートは、平面で薄く、そのカーボンのフレックスがサーフボードの強度としなりを高めます。平面のカーボンなので、完成サーフボードでその見た目はほとんどわかりませんが、フォームの中には強度・しなりに優れたカーボンが万遍なくボードにサンドイッチされています。

 

 

 

この構造は、USのBoards Showでも”Best of the show"を受賞していて、チームライダーの多くもこのボード構造を使用しています。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

上の写真の真ん中のボードが、カーボンサスペンションシステムを搭載した”Carbon In”ボードです。ライダーのMatt Pagan曰く、

 

”軽く、そしてドライブする新世代の素材。エアーなどの技の確立も格段に向上した”

 

とのこと。Roberts Surfboardsのデザイン性能の高さを更に引き立てます。すべてのRobertsボードにアップグレード可能です。

 

お値段はNaturalから25,000円(本体価格)増し(Super Chargerからは15,000円:本体価格)となります。

 

InCarbon構造は、フォーム自体にしっとりとした重さがあるので、軽量目なボードをお好みの方は、Teamliteグラッシング、強度重視はApexをお勧めいたします。

 

Hydro FlexのCarbon 3Dとは?


これこそ究極のカスタマイザブル(カスタム可能)のオールカーボンボード。しかも、特殊カーボン巻きにて硬くない!!

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

Hydro Flexの長年の開発・研究から新しいボード構造が生み出されました。これこそフルカーボンボードで、何処のメーカーも無し得なかった以下の事項が可能となったのです。

 

・Made in Californiaのハイエンド品質

・世界トップレベルのシェイパーによるハンド仕上げの100%カスタムボード

・カーボンなのに硬過ぎない!しなりを重視した新しいCarbon素材" TeXtremeR"

 

カーボンシリーズはHydro Flexのテックシリーズラインの構造。テックシリーズは、世界にも類を見ない優れた構造のボードを、トップシェイパーとサーファー、Hydro Flexが共同して作り上げるシリーズです。テックシリーズは、ポップアウトなパッコンボードとは異なり、少数生産のハンドメイド品となります。

 

まず覚えておいてください。3Dカーボンボードは今までのモールドで作るパッコンカーボンボードのイメージはまったく適用されません。

 

・カーボンボードって壊れないんだろう?

・カーボンボードは中空だろ?

・カーボンボードはサイズが決まっているんだろう?

 

上の概念はすみません、残念ながらこの3Dには当てはまりません。

 

サーフィンがうまい人や、プロ選手が何故カーボンボードをあまり使わないか?それは・・・

 

@はっきり言って調子良くない

Aサイズが調整出来ない

 

という2点。このHydro Flexの3Dカーボンは、上の2点を解消したボード構造です。もちろんこの従来のカーボンボードの欠点を解消するために、新しい欠点も生まれました。

 

だから、最初に皆さんに弊社のHydro Flexの3Dカーボンの欠点について言ってしまいます。この3Dカーボンは、通常のボードの10倍くらいの耐久性ありますが、

 

・凹みも軽いながら付く

・折れることに対しては限りなく強いが、壊れないボードでは無い

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

凹みは通常のPUボードに比べたら全然付きません。ただし、フットマークや凹みは付きます。また、落としてもそれほど壊れることありませんが、そりゃあコンクリートに3m上から叩きつけたり、トラックが踏んだりすると壊れます。プロのサーフボードエンジニアに言わせると、

 

・耐久性とフレックスは相反する要素

 

です。壊れない耐久性を重視したボードは、はっきり言うと調子良くないのです。だから、耐久性最高という触れ込みのボードはほとんどプロは使わない。乗ってもつまらないし、イマイチ調子良くないから。やっぱり彼らにとっては、そんなボードはおもちゃでしかないのです。

 

これに反して、Hydro Flexの3Dカーボンは別です。カーボンを耐久性のみの高める方向性から、

 

・乗り味と性能、そして耐久性を限りなく最高にブレンドする

 

という方向性にしました。だから、CTのプロサーファーが乗っても

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

"素晴らしい乗り味と性能だ!”

 

と絶賛してくれるのです。実際、カーボン素材のボードに乗り、

 

"あれは(否定的な意味も込めて)別物のボードだったと"

 

コメントを残していた方でも、この3Dカーボンに乗ると

 

"普通の感覚で乗れ、より強度と反発に優れたボード”

 

と感想をくださいました。

 

Hydro Flexは、ハイパフォーマンスボードを作り上げるスペシャルエンジニア集団です。彼らは、

 

調子の良くないボードは、耐久性があっても作らない。

 

としています。そんな彼らが選んだ素材はスペシャルなカーボン素材でした。TeXtremeRと言う、稀有なカーボン素材を発見したHydro Flex軍団は、この素材と3次元ラミネーションを組み合わせるサーフボードのテストを始めました。最初のプロトタイプは、あのRustyによる"Jokerr"モデル。

 

そのボードは、CTサーファーのJosh Kerrに手渡されて、Kerrが幾度と無いテストを繰り返したのです。彼のフィードバックをもとにして、カーボンの厚み・向き・グラッシングの方法を更に調整して遂に最終系が完成しました。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

TeXtremeRカーボンは、その他の一般のカーボンと比較して、明らかな違いがあります。

 

・その構造により重量を減らせること

・重量が軽いのに、強度が出せること

・なによりサーフボードの性能のためのフレックスが引き出せること

 

以上の優れた、まさにフルカーボンのサーフボードに最適なカーボン素材こそがTeXtremeRカーボンなのです。

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

すべてのCarbon 3Dは、各シェイパーによってハンド仕上げされたフォームにTeXtremeRカーボンを巻きつけて、特許の3次元ラミネーション技術を使って作られます。

 

*PU Naturalに70,000円(本体価格)増し

 

XTR/HydroFlexサーフボードのウエブサイト

 

Hydro Flexの高性能Epoxy樹脂

 

Hydro Flexはその3Dラミネーション&サーフボードの性能を最大限引き出す・生かすために、ドイツ製の特殊エポキシ樹脂をNatural&Super Chargerに使用します。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

その樹脂は分子の結合が強くそして柔軟です。ハイドロフレックスボードの樹脂は、その柔軟性からボードがショックを吸収するように柔らかくフレックスするのを可能とします。一般のエポキシ樹脂ではストリンガーを入れないとすぐにボードが折れてしまうのですが、Hydro Flex専用の樹脂を使ったストリンガーレススーパーチャージャー&Varialフォームバージョンはそのようなことはありません。

 

またこの専用樹脂は樹脂はUVカット素材を含み、日焼けにも強くなります。一般のPUと比べて日焼けへの強さは2倍以上。より長い間変色の無いボードでサーフィンをお楽しみいただけます。

 

*Hydro Flexの樹脂を使ったボードは長い間その新品の輝きを保ちます。安価な素材・従来のPUやEPS素材とは段違いの色のキープ度合いです。

 

Hydro Flexのメインテナンスについて

 

【Super Chargerのメインテナンス】

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

Hydro Flex Super Chagerは優れた素材・フレックス・耐久性があります。その素晴らしさを長持ちさせるために以下の点にご注意ください。

 

@エアーバルブの締め具合については、必ず正規代理店の専門スタッフのアドバイスを受けてください。この場所の故障は対応可能ですが、故障しないことにこしたことありません。

A修理の際には、エアーバルブを付属の専用工具で必ず外してエアー抜きを行ってください。修理中はエアーベントは取ったままにしておいて、修理が終わったら付属させてください。

B近場に修理が行える場所が無い場合は、弊社が対応します(修理についてはこちらのページも参考ください)が、特にエアーバルブ締め具合については専門スタッフのアドバイス受けてください。

C並行輸入Hydro Flexの修理・メインテナンスは一切弊社では受けておりません。修理パーツ・替えのパーツのご購入は、弊社か正規代理店様よりのお買い上げのみのサービスとさせていただきます。

 

【Hydro Flex Japanからの修理丸秘アドバイス】

Super Chargerの修理は、樹脂は必ずエポキシをお使いください。

 

なお、Super Chargerのエアを入れるポンプのつなぎ目に、ベントを専用工具にてねじのように回して固定しますが、ここだけ優しく取り扱いましょう。締め過ぎは厳禁です。ねじ穴を馬鹿にしなければ、大きな修理とはなりません。

 

ボードに空いた穴を見つけるには、自転車のパンクを発見するのと同じです。ママレモンなどを薄めてた溶液をスポンジに付けて、泡立てながら傷の部位を探れば良いのです。穴が開いていれば、ぷくぷくと泡が出てきます。

 

なお、修理をする際には

 

修理箇所を見つける場合=エアーベントをつけたまま
実際に修理をする場合=エアーベントを外す

 

ということに留意してください。修理の際にベントを外す理由は、ベントをつけたままだとエアーが修理箇所から漏れてしまうために、修理の樹脂が完全に埋まらないためです。

 

【Natural(PU&EPS)のメインテナンス】


Hydro FlexサーフボードのNatural(PU&EPS両方)は、通常のサーフボードと同じです。

 

@修理にはPUフォームのNaturalにはポリエスターまたはエポキシ樹脂が使用可能ですが、どちらかと言うとエポキシ樹脂での修理をお勧めします。EPSバージョンはエポキシ樹脂のみ使用可能です。

Aご使用後は水を完全にふき取って、乾いた日陰で保管します。

B色焼けを防ぐためには、サーフィン後は直射日光に当てての保管をさけましょう。

 

XTR/HydroFlexサーフボードのウエブサイト

 

Hydro Flexにカラーは入れられるの?

 

【エアーブラシ】

Hydro flexの高い技術により、サーフボードにエアーブラシを入れることが出来るようになりました。カラーはお客様の好みに合わせて様々なパターンが可能です。エアーブラシはすべてのフォームコアー(Varialも含む)のHydro Flexで適用可能です。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

・1色=JPY 7000+TAX

・2色=JPY 9000+TAX

・3色=JPY 13000+TAX

*上の価格はブラシのデザインの複雑度によって変化いたします。

 

【Resin tint(樹脂に色を入れる)方法】

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

Hydro Flexに色を入れる方法として、樹脂にカラーを入れる製法があります。こちらだと、樹脂が透けたようなあめ色のカラーが入ります。重量もほぼ変りません。

 

ResinTintのアップグレードチャージは(すべて本体価格)

 

・1色=JPY 10000円+TAX

・2色=JPY 13000円+TAX

・3色=JPY 16000円+TAX

 

となります。Resin Tintをご希望の方は、コメントにデザインやカラーの希望をお書きください。お電話の方は、Resint Tintのご希望を電話にてお知らせください。

 

*Resin Tintカラーの場合は、サーフボードの表面はサンドフィニッシュ(マットなつや消しの仕上がり)となります。

*3Dグラッシングを行うために、Resin Tintを処置したサーフボードは表面のグラッシングの粗い目が見える場所があることがございます。3Dグラッシング特有のものですので性能には問題はありません。ご安心ください。
*Tintのカラーのイメージの100%コントロールは難しいことをご理解の上オーダーください。

 

【グラフィックを和紙にプリントして、それをラミネーションする方法】

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

この方法は、お客様が入れたいイメージファイルを作り、そのファイルを高精度プリンターで和紙にプリントアウトをしてそれをサーフボードにラミネーションする方法です。精度の高い高画質のプリンターを使いますので、発色なども抜群です。ご自分が入れたいイメージがわからない場合は以下のURLもご参考ください。

 

http://boardlams.com/

 

*ボードに入れるグラフィックはお客様にAIやPDFなどのファイルにて用意していただくことになります。ファイルは300DPI以上の高画質が求められます。

 

標準装備ラミネーション(Carbonテールパッチ)

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

サーフボードテール保護・強化のためのカーボンパッチは、すべてのHydro Flexボードに標準装備です。

 

【カーボンパッチをテールに入れるのは何故?】

サーフボードの寿命はだいたいテールエリアの後ろ足を置く場所の"かかとエリア"から始まります。最初は凹み、そして大きな凹み、最後にはレールが割れてしまい、水がその場所に入ります。レールが割れた時点で修理はするのですが、そのエリアに入り込んだ水はなかなか抜けません。表面は乾きますが、結果としてXTR素材以外は水が抜けきらないので、水が少し入ったまま修理をすることになります。

 

その場所は"レールのがん(Rail Chancer)”と呼ばれるエリアになってしまい、直しても直しても強度が保てません。すぐに壊れてしまうし、その割れはテールのレールエリア全体に広がっていきます。この時点でサーフボードの寿命は終わりとなります。フレックスのする、反応の良いボードを味わうことはもはや出来ません。新しいサーフボードを買う時期です。

 

そこで登場するのがカーボンでテールエリアを強化する方法です。テールエリアを強化すると・・

 

@凹みを減らし、テールの割れを防ぎます。

Aテールエリアの一体強度を高め、テールが万が一割れてしまっても割れが拡大することを防ぐ。

B見た目がかっこいい

 

*すべてのHydro Flexサーフボードに標準装備

 

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オプションラミネーション(Carbonストライプ)

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

サーフボードボトムまたはデッキへカーボンストライプうぃおSuper Charger、Naturalどちらにも入れることが出来ます。

 

【カーボンストライプをボトムに入れるのは何故?】

サーフボードはフレックス(しなり)が性能に多大な影響を与えます。パドルをしている時でさえ、フレックスがそのボードのパドルスピードを左右するほどです。サーフボードは柔らかすぎても、硬すぎてもその性能を十分に発揮出来ません。

 

サーフボードが柔らかすぎで、反発が弱いとスピードが落ちるようになります。また硬すぎると、掘れたり・マッシーになったりと、絶えず変化する波への対応力が弱くなります。

 

適度なサーフボードのフレックス(しなり)は、サーフボードに乗るサーファー・波の状況によっても異なります。大柄なサーファーは、サーフボードはより硬く、小柄なサーファーはより柔らかいフレックスが良いとされます。また、小さな波は柔らかく、大きな波は硬めのボードフレックスが適しています。例えばあのJordy Smithは6'4"(195cm)と大柄ですが、彼はテールカーボンパッチとボトムカーボンパッチの両方を入れることを好みます。

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

ボードのフレックスを硬めにして、ターンの際にボードがベント(曲がる)し過ぎないようにしているのです。

 

そのサーフボードのフレックスを調整するのが、カーボンストライプとなります。

 

@ボトムに入れた場合はサーフボードのフレックスを抑え、ボードの反発を高める。(+大柄なサーファーや、パワーのあるサーファーに適している)

A見た目がかっこいい

 

*5,000円(本体価格)のアップチャージ

 

Hydro Flexの巻きのパターン

 

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

長年のリサーチ&研究の結果、Hydro Flexは新しいラミネーションパターンを生み出しました。それが、Team-Lite(チームライト)、Apex(アペックス)、Triple X(トリプルエックス)という3種類のラミネーションパターンです。

 

サーフボードのラミネーションは、薄いラミネーションにするとサーフボードの重量も軽くなりますが(サーフボードのとり回しが軽くなる)、その分サーフボードの耐久性は落ちます。逆に、厚いラミネーションにすると耐久性は上がりますが、ボードの重量も増します(サーフボードのとり回しが重くなる)。

 

@一番軽いグラッシング−3D Glassing(軽いボードやプロ仕様ボード向け)

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

 

ハイドロフレックスTeam-Lite(チームライト)グラッシングは、最軽量のグラッシングとなります。軽さと、ハイドロフレックスの優れたグラッシングを生かして、サーフボードの性能をMaxにするための高いstrength-to-weight ratioを誇ります。

E.F.C/Varial/HD EPSフォームはこちらのグラッシングを推奨いたします。これらの3タイプのフォームは、Team liteであっても十分な強度が保たれます。

 

Aスタンダードグラッシング−3D Glassing(ストックボードグラッシング)

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

ハイドロフレックスApex(アペックス)グラッシングは、ストックボードに使われるグラッシングとなります。軽さと耐久性のバランスが良い、いいとこ取りのグラッシングです。

 

B超耐久性重視グラッシング−3D Glassing

HydroFlexサーフボードのラミネーションについて

ハイドロフレックスTriple-X(トリプルエックス)グラッシングは、Apexのパターンを2層にした耐久性重視のグラッシングです。軽さよりも、耐久性を重視したグラッシングでカイトボードどにも使われます。


*Triple-Xのみ10,800円増しとなります。

 

Hydro Flexの素材による耐久性&重さ

 

Hydro Flexサーフボードは、その中身のフォームコアーによってボードの重量が異なります。ここでは全く同じシェイプ&デザインにした場合の重さの比較を、一般的なPUのスタンダード巻き(デッキ4OZ×2層 ボトム4OZ×1層)と比較します。

 

Hydro Flexは概して強度があるので、すべてTeamliteのグラッシングと過程します。またグラッシングを行う気象要件などによっては、若干の変化があることをお含みください。

 

【全体的な強度:新品の乗り味がどのくらい長く続くか?】

・Carbon 3D>Varial=EFC=Super Charger=InCarbon=HD-EPS=PUフォーム>通常・旧来型のEPS>通常・旧来型のPU

 

【凹みやすさ】

・Varial=EFC=Super Charge>InCarbon=HD-EPS=Carbon 3D<通常・旧来型のEPS<PUフォーム Hydro flex<通常・旧来型のPU

 

【軽さ】

・Super Charger=従来・旧来型のEPS>InCarbon=HD-EPS=Carbon 3D>PUフォーム>Varial=EFC>通常・旧来型のPU

 

XTR/HydroFlexサーフボードのウエブサイト