これこそ、ミニハイパフォーマンスボードの決定版:
短さに、XTR素材の高次元融合体

●細めのパフォーマンスでは不可能な、小波での走り
日本で多い、膝から腰サイズ・・・へろへろの波だと、どうもいつも使っているパフォーマンスボードではテイクオフから走り出しまで遅れ気味。
やっと乗っても、ボードが沈んでしまって、ぜんぜん走らない。つまらない。
技術があるから、小さい波でも走らせることは出来る。でもボードが長すぎて・・・波のポケットにぜんぜんフィットしないんです〜。
最近流行の浮力がある厚いボードでもいいけど、もう少しコンパクトに動くボードが欲しい。
そんな苦労話・要望を、波が小さい時が圧倒的に多い、日本のお客様からよく聞くようになりました。
●小波と細めのパフォーマンスボードの見えない落とし穴
僕は日本でサーフィンする時は、かならず短く・幅広・厚めのボードを携帯するようにします。
それはなぜか?
そういったボードを持っていると、サーフィンの幅や楽しみが広がるからです。
以前オールラウンドパーマンスボード(6’0”×18 1/4×2 1/4)で、千葉の某所でサーフィンをしたんです。当日はサイズが膝~腰。お世辞にも良いコンデションという感じでは無かったのをよく覚えいてます。
波が来て、パドルを最大にして、混雑の中どうにかテイクオフ。たしかに、動きが散漫だけどボードは走っていきます。でも、リップをする時に波のフェイスが浅すぎて、リップをするとせっかくのおいしいセクションを逃してしまうのです。
こりゃーボードが長すぎるな?と思って、次はレトロタイプのツインフィンにしてみました。
”これなら厚いし、テイクオフも早いだろ”
と意気込んで波に乗ると、確かにテイクオフはオールラウンドパフォーマンスタイプのサーフボードより早いのですが、横に走る力がゆらゆらと強くて、これまたおいしいセクションを逃してしまうのでした。
”なんだー、つまらない・・・”
とその日はサーフィンにぜんぜん満足できなくて海を後にしました。
せっかくの楽しみにしていたサーフィンがつまらない。これはサーフィン好きのサーファーだったら分かってくれると思いますが、とても悲しいことなのです。
僕らはどんな小さな波でも、パワーゾーンを見つけて走ってしまうプロじゃないんです。ほとんどのサーファーは、サーフィンが大好きで、そして心からサーフィンを楽しんでいる、ウイークエンドウオリアー(週末サーファーのカリフォルニアでの比喩)。
だから、小さな波でタイトにターンし、そして走りをだすためには、なにかボードでの工夫が必要です。

●走らない・動かないの悩みを解消してくれる、短め・幅広・厚めのボード。
そんな中、最近のカリフォルニアでは、ミニボードがブームになっています。プロサーファーだったら、どんなに小さい波でもその技術で、フェイスが浅い波でもどうにか乗りこなしてしまいますが、一般サーファーはサーフボードに工夫が必要です。そんな、不利な状況でサーフィンを楽しむにはボードデザインを変える必要があるのです。その回答が、
短い・幅広・厚い
ボード。あのKelly Slaterが5’4”のミニボードで試合に出ていたのも記憶にあるでしょうが、ミニボードの可能性は無限大。あるサーフィンの評論家は、”Kellyの試行によって、新しいサーフィンの可能性が開けるだろう”とも言ってます。
それでは短め・幅広・厚めボードの利点とは?
- サーフボードが短いので、フェイスの浅い波でもクイックに小気味良く動きます。
- 幅が広いので、小さい波でありがちなフラットなセクションでも、グイグイと走っていきます。
- 厚いので、短いながらも浮力を確保し、パドルやテイクオフが非常に軽快です。
まさに3つのデザイン特徴で、3拍子揃ったサーフボードデザインが最近の最新ミニボードなのです。

●小波で今までのボードでは満足いかなかった方に朗報:
クイックな動きをさせたい人に絶対にお奨め
通常の細めのオールラウンドパフォーマンスは腰〜頭半で最大の威力を発揮できるようにシェイプ&デザインしています。そのために、波が良ければボードの性能が最大に感じられ、扱いやすくそして技のキレも出せるのです。
反面、波が小さいと、全然活躍しない時があるのです。ただそれは、当たり前です。なんといっても、そういったボードは波が小さい時用にデザインしていないので。
よく通常のオールラウンドボードのサイズを変えれば良いのでは?という人もいますが、それではオリジナルのデザインからかけ離れ、逆にバランスが崩れてしまいます。
小波でも、きっちりとした浮力を確保して、パドルとテイクオフを楽にしながらも、コンパクトな波でタイトにターンをする・・・もちろんリップもしたいし、インサイドのセクションではエアーなども試みたい。
XTR For Japanでも、FF-JやT-Rexといったミニボードの手前のボードはありました。ただ、更なる可能性を探し続けるXTRでは、そのFF-JやT−Rexの長さをさらに短くしても乗れるボードを編み出したのです。

このグットボードの気になるシェイパーは、ラスティーサーフボードやスパイダーサーフボードで活躍していた、新加入シェイパーのMarty。まさにカリフォルニア通が好きな、隠れたグットシェイパーによる今までの企画を超えた、ミニボードデザインが誕生しました。
今まで細いオールラウンドパフォーマンスボードしか使っていなかったサーファーで、小さな波でこのMAD Rocket Fish(マッドロケットフィッシュ)を乗ったら、
今までこんなボードがあったなんて・・・もっとサーフィンが楽しめていなのに。
とか
もう小波でオールラウンドボードには乗れない。
と思われることでしょう。新しい楽しみをあなたに体感させてくれるMRFを是非一度試してみてください。
【軽量ハイテクXTR素材との相性抜群の小波系パフォーマンスサーフボード】

今までのPU素材で、小波やヘロヘロの波に強いボードを作るためには、ボードの強度を無視し、4オンスクロスの1層巻きや、Vパッチにする必要がありました。当然軽く仕上がりますが、強度は落ち、2〜3回も乗ればデッキはボコボコ。エアーなどをするのも、ボードが折れてしまう危険性が高く、せっかくの練習も台無しです。
いや、スポンサーされているサーファーだったらボードはほぼ無限に供給されるので、ボードが壊れても気にしませんが、一般サーファにとってはボードが折れてしまったらそれは大変!ショックで1ヶ月は立ち直れないでしょう。
これに反して、XTR素材は、高分子化合物のエポキシ樹脂を駆使し、クロスも最上級。板が軽いのに、強度はPUボードとは比較にならないほど強いサーフボードです。強度を上げながらも、軽く仕上げられるXTRは、まさに小波用のサーフボードでは高いアドバンテージを誇ります。 |
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【コンバーチブル5フィンボックスによる楽しみ・波への幅広い対応】

ボードに5つのフィンボックスを装着させることを可能にし、乗り手のさまざまな楽しみ方・その日の波のコンデションに合わせたフィン設定ができるという”コンバーチブル”フィンセットアップ。”クワッドでルースかつ、クイックに”・”スラスターで、パワフルに深いターンを”と、状況に合わせた幅広い楽しみが可能で、あなたのサーフィンのポテンシャルを2倍にアップします。 |
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【小さな波から、肩くらいのサイズで、幅広い波のタイプに対応できるトータルバランス】

鈍重なレトロボードのような、”ノーズが刺さって早い波やちょっとでもパワーがある波だと扱いにくい”、”テイクオフは早いけど、それだけ。動きがトロくて、信じられないくらい取り回しが重い”という不満はこのMADロケットフィッシュでは皆無です。コンパクトな波であれば、早い波では驚愕のスピードでセクションを超えていくでしょう。
波にパワーがちょっとあっても、このサーフボードの全体のロッカーとコンケーブバランスによって、短さに似つかわない対応の幅を発揮。ロッカー・コンケーブ・レール・アウトラインのバランスと、高性能素材であるXTRの融合が作り出す高い性能をお楽しみいただけます。 |
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【小さな波でも、スピード+縦への動きと俊敏性(アジリティー)を高める特殊ダブルウイングスワローテール】

波のパワーが無く、波のフェイスが浅い・小さいということは、サーフボードのスピード・反発を強めながらも、テールが軽快に動く必要があります。
サーフボードのスピードが高いと動かない・・・動くボードは走らない・・・そんな相反する要素を、MADロケットフィッシュはシェイプデザインを工夫して解消しました。
スピード性能抜群のシングルケーブとテールエリアの縦への反応を高めるダブルウイングスワローテールで解消。シングルコンケーブなのに、ボードが水に吸い付きすぎず、そしてダブルウイングスワローなのに、テールが抜ける感じがありません。ドライビーかつ、ルースなマジックコンビネーションです。 |
MADロケットフィッシュは今までの常識を覆す長さのとり方をします。思い切って短く・幅広にサイズをとってください。
”そんな企画はずれのサイズでも大丈夫?
と言う方は、ご安心ください。XTR素材と優れたシェイプによって、短いながらも十分な浮力を与え、テイクオフも早く、そしてスピードと動き溢れる動き。きっとあなたに今まで考えられなかった小波での機動性&楽しみをこのボードは与えてくれるでしょう。

*以下のサイズはあくまでも目安でございます。スタイル・レベルによって前後も可能です。個別のサーファーへのプロスタッフ・シェイパーの無料カウンセリングアドバイスなどはこちらよりお知らせください。
- レベルが初級に近い場合は、1サイズ大きなMRFをお選びください。
- レベルが上級に近い場合は、1サイズ小さなMRFでもオーケーです。
- レベルが中級の場合は、お好みに応じて以下の推奨サイズを多少前後させる設定が推奨です。
*中級者とはアップスが完全になっているサーファーのことをここでは指します。
*下記のお奨めサイズ以外で調整したい方。ご安心ください!すべてのMRFはフルカスタムオーダー可能です。
目安の体重・推奨レベル |
ボードサイズ |
50〜60kg・中級者〜上級者 |
5’3”×19 1/4×2 3/16 前後 |
50〜60kg・中級者〜上級者
(浮力大目ご希望のサイズ) |
5’4”×19 3/8×2 1/4 前後 |
60〜70kg・中級者〜上級者 |
5’5”×19 3/8×2 1/4 前後 |
60〜70kg・中級者〜上級者
(浮力大目ご希望のサイズ) |
5’6”×19 1/2×2 3/8 前後 |
70〜80kg・中級者〜上級者 |
5’7"×19 1/2×2 7/16 前後 |
70〜80kg・中級者〜上級者
(浮力大目ご希望のサイズ) |
5’8"×19 3/4×2 1/2 前後 |
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【2010年プライス】
*XTR For Japan仕上げ:
S2-クロス・XTR18-Pro樹脂・シンセテックXTRフォーム・フィン3枚付き(4フィンや5フィンにも、追加料金でアップグレード可能です)
MADロケットフィッシュ XTR 標準小売標準価格:
・XTR素材 センターストリンガー 150,000円(本体価格)/157,500円(税込価格)
・XTR素材 カーボンケブラーレール 3D 172,800円(本体価格)/181,440円(税込価格)
XTR For Japan ウエブ特別プライス:
・XTR素材 センターストリンガー 119,800円(本体価格)/136,489円(税込価格)
・XTR素材 カーボンケブラーレール 3D 142,600円(本体価格)/149,730円(税込価格) |