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サーフボードのボトム&レール形状について

 

このセクションでは、ボトム・テール・レール形状の解説を行う。自分の持っているサーフボードと比較して、どんな乗り味になっているか考えながら読むと良いだろう。

 

Bottom Contour(ボトム形状)

 

ボトム形状には、一般として以下のタイプがある。ただ、サーフボードのボトム形状は非常に複雑で、さまざまな組み合わせがあるのが通常だ。以下のボトムはあくまでも、一般のシンプルな区分なのでそのことを頭に入れておく必要がある。

 

ボトムは、そのコンケーブの深さ・どれくらいまでレール付近にそのコンケーブを入れるか・VEEの高さ・配置する場所などで、さまざまなタイプが考えられる。そのタイプはすべて、ボードの全体のアウトライン・ロッカーなどとあわせるので、そういったボトムがどのような性能を発揮するかはすべて全体バランスで変わる。以下の説明はあくまでも基本であるからそのことを忘れずに。

 

コンケーブはロッカーと非常に密接な関係があり、プロ・トップアマチュアサーファーですら誤解している人がいる。流体力学の基礎が無いと自分から解析を独自にするのはなかなか難しい。もちろんサーフ技術があるシェイパーは自分でテストが出来るので、アドバンテージだが、プロシェイパーとプロサーファーは同列に考えること出来ない。同じプロでもシェイプのプロとサーフィンをするプロは異なるからだ。通常どんなプロシェイパーは、その密接な関係を知っていることは言うまでもない。

 

通常のパーツによる違いを感想を、すべての技が一応できるレベルの中級者である筆者の感想も書いてみた。その感想は、あくまでも中級者から感じた印象。プロや上級者そして初心者の方からは、違った印象もあるかもしれない。あくまでも一サーファーの意見として考えてほしいが、世界のトッププロにもシェイプしているプロシェイパーらからの意見も考えながら乗った感想なので参考になるだろう。

 

・フラットボトム

サーフボードレール形状&ボトムデザイン

 

この形状は、ボードのボトムにコンケーブもコンベックスも施さずフラット(平ら)にする。フラットな場所は、接水面が多いボトムである。皆さんの想像と異なるが、ボトムをフラットにすると水が抜けるので、スピード性能は高くない。通常フラットなボトムボードには、ボリュームの多い・厚いボードを合わせる。逆にコンケーブが入っているボードは、スピードがコンケーブによって出せるので多くのボリュームはそれほど必要無い。

 

はまた、ボードはPredictable(予想がしやすい)なフィーリングになるので、一般サーファーには扱いやすい。フラットだけのボードは、近代のサーフボードデザインではあまり見ない。またフラットなボードは、波に吸い付く感覚と言うよりも、水の上に浮いているフィーリングが出るだろう。

 

個人的には、すべてフラットであるボードには乗ったことは一切無い。フラットボトムに、テールエリアにVEEを持ってきたボードは乗ったので、その感想を書いてみよう。

 

このフラット〜VEEのボードは、特に小さめな波でボードを強くプッシュしなくてもボードが走っていく印象がある。大きめな波でレールを深く沈め込むターンをすると、ボードの反発が強い。特に、ターンの際に、そのプッシュが強くてそしてボトムがノッペリと感じるために、深めのボトムターンにはやや向かない印象。ただし、スピード性能が高く小波では扱い易かった。

 

・シングルコンケーブ

サーフボードレール形状&ボトムデザイン

 

シングルコンケーブはサーフボードのボトムに、一本の溝を掘るタイプのコンケーブ。流体力学の「ベルヌーイの定理」と「コアンダ効果」を利用しているボードボトムだ。ボードの溝の中の水流がボードに揚力を与えるのが主な効果。

 

乗ってみると分かるが、このコンケーブは、そのデザインの効果によりステッキー(張り付く)かつドライビーになりスピード性能が高くなる。スピード性能が高いボトムコンケーブであるが、水の流れが1本になり、リリースするポイントが少ない。つまりターンよりも、スピード重視のボトムである。どちらかというと後ろ足のコントロール性能はシングル〜ダブルやシングル〜トリプルより難しくなる。

 

また、クリーンな波であれば水の表面にチョップ(ざわつき)が無いのでシングルコンケーブが働くが、特に深いシングルコンケーブはオンショアやジャンクコンデションでは扱いが難しくなる印象がある。

 

ただ、世界のトッププロの驚くべき能力があれば、シングルコンケーブでもコントロールを簡単に行える(つまりボードのスイートスポットが狭くてもすぐに発見できる)ので、シングルコンケーブを好むプロもいる。シングルコンケーブの爆発力を100%生かせれば、凄まじいサーフィンが可能になることもある。

 

シングルコンケーブはスピードが出るデザインだ。ただし、ボードのスピード性能が高いために、特にコントロールに使う後ろ足を使ってターンをできないサーファーだと、うまく扱え無い。シングル〜ダブルよりも乗り手に要求するスキルは高くなる。

 

深く・ためのあるボトムターンから、そしてフィンが抜けるようなトップターンを、より最新のテイストでさせてくれるのは、このボトムしかない。

 

シングルコンケーブは早いボトムだが、そのために先ほども出たように、ターンが一般のボードよりもテクニックが乗り手に必要となる。そのために、乗り味をイージーにして波への対応を広めるためにシングルコンケーブの中に隠してあるダブルコンケーブを入れ込んだ、トリプルコンケーブデザインというのもある。トリプルコンケーブは、シングルコンケーブのスピードとダブルコンケーブのターン性能を掛け合わせたボトムで、実はかなりの多くのシェイパーが入れているボトム形状だ。

 

この形状は、ボードが直進する性能・スピード性能が高まる印象を受ける。ボードは、トラッキーかつステッキー(波に張り付く)な印象になる。ただ、フラットボトム系のようにボードをプッシュしなくても勝手に走っていく力は弱い。

 

コンケーブを持つボードは、力の無い波であれば、スピードをつけるためには基本的にボードをプッシュする必要がある。スピードの出やすいシングルコンケーブであるが、後ろ足のスイートスポットを見つけるのがシングル〜ダブルコンケーブより少しだけ難しい。ただし、波とぴったり合ったときのシングルコンケーブボードの威力は素晴らしく、ういったコンデションでは自分のサーフィン技術が上がった印象を受ける。

 

・シングル〜ダブルコンケーブ

サーフボードレール形状&ボトムデザイン

 

 

シングルコンケーブ〜ダブルコンケーブはシングルコンケーブから入ってきた水の流れを、ダブルコンケーブの場所でブレイクする効果を持つ。これも流体力学の「ベルヌーイの定理」と「コアンダ効果」を利用しているボードボトムだが、シングルと異なるのは、シングルから入ってきた水流を途中のダブルバレルで左右に分けるという点だ。

 

その結果、水流パワーが分散してダブルコンケーブを入れている場所のコントロール性能を上げる。言い換えると、シングルコンケーブよりターンを簡単にする。ちなみにシングル〜トリプルとは、シングル〜ダブルのダブルの場所がそのレールエッジの高さより低くなっているデザインを指している。あるシェイプデザイナーはシングル〜トリプルのことを、シングル〜ダブルと呼ぶ人もいるので、詳しいデザインはシェイパーに聞く必要がある。

 

このボトムデザインは、一般的にシングルコンケーブよりほんの少しだけスピード性能が落ちるのが常だが、クイックに反応はさせやすい。汎用性が広くコントロールがイージーなので好むサーファーも多い。

 

ちなみに、ダブルコンケーブだけを配置しているボードは多くは無い(もちろん例外はあり)。通常は、シングル〜ダブル、ダブル〜VEEといったように他のボトム形状とあわせて使っているケースが多いようだ。ダブルコンケーブのみを配置するとしたら、ボードの幅を広く、そして全体のフォームを少し多めにする必要があると考える。

 

子のボトム形状は、オールラウンドボードであればこの形状は素晴らしく活躍する。シングルコンケーブだけのボトムより、トラッキー&ステッキーに感じることは無く後ろ足のスイートスポットも広くなる。爆発力はシングルコンケーブよりも劣るが、扱いやすさ・汎用性ではダブルを入れることによって向上する印象だ。ターンのきっかけもつかみやすく、不規則な波にも意外とあわせられる。シングルコンケーブだと、ヌルヌルとする乗り味だが、シングル〜ダブルはそれほどヌルヌルしない。素晴らしいボトム形状だとは思うが、平凡な板にあわせると可もなく不可もない特徴の無い普通のボードにもなるうる。

 

・VEE

サーフボードレール形状&ボトムデザイン

 

VEEというのはかなり複雑かつ難しいデザイン理論だが、スラスターの発明と同じくらいの優れた発明だ。VEEは、ボードのストリンガーのあたりを頂点としたややとがったような形をさせたボトムである。これは、ボードボトムに入ってきた水流を左右に分散させて水をリリースする効果がある。その水がリリースするポイントでは、ボードのコントロールを行い易くターンもしやすい。ほとんどのVEEはテールエリアに入っているのだがもちろん例外もある。VEEは、そのボードデザインによってボードボトムの前側に入ったりテールよりに入ったりする。

 

VEEボトムは、その形状上ボードをスローダウンさせるが、その反面ボードを安定させコントロール性も上げる。スピードボートやジェットスキーエントリーボトムを見て欲しい。VEE型になっているのが分るはずだ。もしもあのエントリーがVEE型でなく、コンケーブ型だったら・・・本体に余計な浮力を与えられ、そして水に吸い付いてしまい、極度にコントロール性を失うはずだ。ボード自体からスピードを出させる必要が無い、ガンボードでVEEが使われるのは安定性を向上しレールToレールをしやすくするという。

 

VEEを利用したボトム形状は案外あって、VEEコンケーブ・スパイラルVEE・パネルVEEなどは、VEEボトムの利点を応用したボードデザインとなる。

 

VEEは配置する場所でも効果に変化があるが、基本はボードを安定させ・コントロール性能を上げることだ。ただし、ボードをある程度スローダウンさせる”というセンテンスは、あくまでも基本であってデザインを組み合わせて作り上げた最終系のボードの性能には当てはまらないこともある。例えばVEEが入っていても、全体の性能としてスローでないボードだってたくさんある。小波用ボードで、テール幅が広めのボードでテールよりにVEEが入ってあるボードは多い。

 

”VEEはボードをスローにするのに、何でスピードが必要な小波ボードにVEEがあるの”

 

と疑問を持つ人もいるだろう。だが、この小波系ボードにVEEを入れるデザインはハイドロマスターシェイパーの知識上はこの理論にかなっている。すべては、一部のパーツだけでなく、全体の融合で性能が決まる良い例だろう。ボトムだけで、サーフボードの性能は語れない。

 

小波用のボードだけでなくハイパフォーマンスボードでもテールのラスト2インチくらいにVEEが入っているボードもある。こちらも、テールエリアのコントロール性を上げる効果がある+ボードはほとんどスローダウンしない。スローダウンしない理由は、VEEデザインを入れている範囲が非常に狭いからだ。

 

VEEはVEEダブルコンケーブや、スパイラルVEE、テールへ少しだけつけるVEEなどさまざまなあわせ方があって、VEEだけのボトムはほとんどありえない。筆者が多く使うボードでは、小波向けのボードでテールにVEEを入れているタイプが圧倒的に多い。薄いシングルにVEEを入れる、フラットからVEEに抜けるそして強調されたスパイラルVEEを入れるなどなどのボードに乗っているが、レールの切り替えがしやすい。つまりコントロール性能に優れる。

 

スパイラルVEEとは、VEEにバレルコンケーブを合わせてあるタイプである。これは、VEEにダブルコンケーブを合わせてあるタイプとも言って良く、フラットパネルVEEよりスピード重視のボトム形状と言えよう。

 

・ボンザーボトム

 

ボンザーボトムは1973年に、カリフォルニアはOxnardのマルコムとダンキン(Duncanと書いて、ダンキンと読む。実際の英語発音を聞かず、ローマ字読みだと必ず間違えます。筆者もその一人でした・・・)のキャンベル兄弟から生み出されたボトムデザイン。実はサイモンアンダーセンによってスラスターが発明される前に作られたボトムで、歴史はかなり古い。このキャンベルブラザーズは、CIサーフボードのシャドーもしていたほどの腕前を誇る屈指のシェイパー。まずは彼らが発明したボンザーボトムを解説しよう。

 

サーフボードレール形状&ボトムデザイン

Reference:Surfer 1973

 

ボンザーというのは、基本ラインはシングル〜ダブルコンケーブを使った、シングルフィンアップグレード版と言ってよい。そのボンザーの理論は流体力学の「ベルヌーイの定理」と「コアンダ効果」を利用している。ボードに2つのバレルを掘ることにより、ボトムを流れる水流の速度を上げ、揚力を出す。そしてターンの際には水流がリリースできるように、サイドのトレーラーフィンとバレルが協調して働く。

 

現在多くのボードデザインに利用されるシングル〜ダブルコンケーブの原型ともいえるボトム形状だ。直進の際はボードをリフトさせ、ターンの時はボトムからの水をサイドにリリースしてその推進力を生かしてターンのスピードを維持するもの。見た目も真似しやすいために、意外と多くのシェイパーも採用した経緯がある。

 

ボンザーが生まれた土地のOxnardは、ビデオで何回も出ているシークレットスポットビーチに加え、あのRinconやC-Street、また周辺のシークレットライトポイントブレイクを多く抱える一級のサーフタウン。その豊かな波とサーフカルチャーに育てられたそのボードは、まさにボトムデザインの個性が表現されている。

 

このOxnardのビーチブレイクは、冬の間はまるでハワイのようなスタイルの掘れていて、チュービーな波が割れる。体験した人こそ分かるあの波は、横から見ていても驚くほど掘れていてそして早い。当時のシングルフィンのデザインでは、こういった波に対応するのが困難かつ、ボードコントロールが難しかった。そのため、キャンベル兄弟がそういった波でも対応できるボードを考えた末の作品。まさに彼らが頭脳と知識を駆使して、彼らのホームポイント扱いやすいボードボトムを考えるために生み出したデザインなのだ。

 

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知恵こそ力であり、知識こそその知恵を実現する骨格になるという典型的な例だ。彼らが流体力学に精通(知識)していなければ、またはそのアイデアを出す経験・知恵がなければ、実現しなかったボードデザイン。人間が進歩する原動力となる学習や知識を軽視してはならないということをサーフボードを通じて再認識させてくれる。

 

ボンザーボトムは、”Necessity is the mother of invention(必要は発明の母なり)”とも言える画期的な発明とも明言しても良いだろう。ちなみに現在はボンザーボトムを新しいボードデザインと組み合わせながら、ボードに入れているシェイパーもいて、いまだ有効なボトムシェイプ。 そして実はまだこのボトムボードを開発したキャンベルブラザーズのボードも手に入る。あなたが望むならば、その歴史を感じながらも素晴らしいデザインの雰囲気に酔いしれることも可能だ。

 

レール

 

サーフボードレール形状&ボトムデザイン

 

レールはサーフボードの側面の形状だ。レール形状は、ボードの前側とボードのテールよりはかなり異なり、サーフボードのロッカーやアウトラインでもレール形状は異なる。またレール形状は、単に厚いか・薄いかだけでない。レール全体的なボリューム(ボキシー・ミディアム・テーパードと、レールの形状(ハード・ソフト)の組み合わせ、そしてミデアムボキシーのような中間サイズもあり、レール形状はそのコンビネーションでは多くのパターンがある。

 

レールの一般的なルールは、体重が軽く脚力が弱いサーファーは薄めのレール、体格がよくて脚力が強いパワーサーファーは厚めのレールを好む。これとはまた別に、小波系のボードには弱い波に合わせてレールの反発を強めるために、ボキシー気味にする傾向が強い。小波でパワーが無い波に、薄いレールを合わせるとターンの際にレールが引っ掛かるからだ。ただ、これはあくまでも一般論。サーフボードは全体のバランスで考えなければならない。

 

つっこんで話すと、身長が高いサーファーの場合は重心が高く、まったく同じ体重でも身長の低いサーファーとはまた別のレールザインを要求する。原則として身長の高いサーファーは、Center of Gravity(重力の中心点)が高いために、ボードは身長の低いサーファーより安定させても良いのだ。そのために、レールは厚くしても意外と機能する。

 

現在のサーフボードは、前側のレールはソフト(丸み)を帯びさせたものに、サイドフィンの上部から丸みを無くしてハードエッジにさせてテールエリアまでつなげるタイプが一般的に多い。だが、それはあくまでもボードのデザインがそういった形状に適しているようなタイプが多いというだけで、そのソフトフォーワードレール・ハードエッジアラウンドテールがすべてのボードのタイプにあっているわけではない。

 

ちなみに、多くの人が誤解していることがある。前足側の柔らかく丸いレール形状の場所は水がボードに吸い付く作用をして、テールよりも角ばっているレール形状の場所は水をリリースするために採用している。通常は丸く、ソフトな場所は水がリリースして、角ばっている場所は水をがっちりとつかんで食い込みを強くすると理解しがちだが、実は反対なのだ。

 

レールというのは、触ってすぐに分りやすいし、なおかつサーフボードのデザインの中でも割合と目立つ場所なので、レールだけ触ってボードの性能を判断しがちなサーファーが多いのが悲しい現実となっている。何度も言う「サーフボードは全体のデザインが組み合わさって最終のパフォーマンスが決まる複合体だ」。レールだけをとって、そのサーフボードの性能を語ることは出来ない。

 

デザイン、そして素材の性質を考えているシェイパーはそういった一つのパーツのトレンドだけにはまったく捕われないので注意したい。例えば、あの有名なアルメリックシェイプのRed Beauty(トム・カレンシグネチャー)はレールのエッジがテールから、ノーズまでハードかつパキパキにとってあるが、これはロッカー・アウトラインとの相関性が非常に高いのだ。

 

であるから、以下の解説はあくまでも一般的なレールの解釈。先ほどから何度も言っているが、枠にとらわれずすべてのサーフボードのバランスからボード性能を考える習慣を忘れないようにしたい。

 

・ボキシーレール

サーフボードレール形状&ボトムデザイン

 

ボキシーレールは、その名の”Boxy”というボックス形状という意味から推測できるように、レールが厚みを持っているデザイン。ボキシーなレールは、ボードのサイドの浮力が増し、ターンの際の反発も強い。体格の良いサーファーや、フルパワーを使うサーファー、ターンの際の反発をボード自体からひねり出す必要のある小波などなどの用途にはまさにぴったりのレール形状。

 

その反面、脚力がないとレール反発が強いために、を沈めることがなかなか難しい。Jody Smith、Dane Reynoldes、そしてSunny Garciaのレール形状は、一般の日本人サーファーが見たらびっくりするだろうほどにボキシーである。全体的に以前より、レールにボリュームを出すデザインが最近は流行っているような印象を受ける。

 

・ミディアムレール

サーフボードレール形状&ボトムデザイン

 

このレール形状は、ボキシーとテーパーの中間を指す。通常は扱いやすいとされいる。レールも案外入れやすく、そしてパワーを出すときも案外出せるというマルチなレール形状だ。一般のサーファーには勧めのレール形状となるし、多くのサーフボードでも採用がされている。

 

・テーパーレール

サーフボードレール形状&ボトムデザイン

 

テーパーレールは、レールの落とし込みが強くなっている形状を指す。レールエリアの反応がボキシーレールより高く、一般的に繊細な動きができる。

 

ただし、レールエリアの反発は少なく、浮力も落ち気味なので、その点も頭に入れておく必要がある。ライトフットサーファーに適している形状である。最近はセンターエリアをぺらぺらにしたレールは意外と少なくなった。

 

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