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Black Puntインプレッション

世界のトレンドシェイプ=速い・動く・乗りやすい

レールを深く沈めるボトムターンから、トップへ。そしてトップでのテールリリースが最高値

 

 

最近世界を圧巻している、ちょい短めハイパフォーマンスサーフボードトレンド。

 

以前の6'0"-18 1/4"-2 1/4"くらいの、細いハイパフォーマンスボードは今もなお健在ですが、カリフォルニアや日本の一般的なビーチブレイクでは、もう少し扱いやすいタイプのボードが必要とも思います。やはり波が整っていないコンデションでもサーフィンすることが多いし、サイズだってもも〜胸くらいのサイズも多いです。

 

そんな状況だと、細いハイパフォーマンスボードは乗り手がスピードをサーフボードに与えるような技術が必要となります。

 

また、スピードが勝手に出るけどミニボード系には乗りたくない・・・というサーファーも多く入ることは確かです。

 

そんなサーファー達の欲求に100%答えるモデルが

 

"Black Punt"

 

なのです。イージーな乗り味、抜群のスピード、そして速い走り出しと3拍子揃ったボードがこのモデルです。今回はその素敵なモデルのインプレッションを書いてみました。

 

【Day1】
場所:千葉北
波のサイズ:腰
風:サイドオフ

 

さて、日本で初めてのBlack Puntの試乗は波のパワーがあまり無い、千葉北のビーチブレイクです。乗った後に厚めになり、インサイドまでトロトロと続く波でした。面は綺麗だけど、パワーが無くイマイチまとまりが無い波。それでも、テストということで乗ってみたみました。

 

アウトに行くと、見た目は腰以上で大きかったのだけどテイクオフのみですぐに膝くらいになってしまう波。波が割れたらすぐに深くなってしまう地形らしく、

 

割れる

すぐにマッシュアウト(厚くなって波が終わる)

 

系統の波。

 

ただし、最大セットに乗れば波がマッシュアウトする前にある程度走れるセットはあります。1クローズアウトへ突っ込むイメージであれば1アクションほど出来るので、とりあえずはアウトでやってみようと思いました。

 

早速良い波をピックアップしてみるが、走って終わるだけの波がほとんどです。だけど、走り出しの良さやスピード感は十分伝わってきます。テイクオフは通常の先が細いハイパフォーマンスボードより若干早い感じですが、激早い系統ではありません。ただし、走り出しがとてもスムーズでまるで波に吸いついているように

 

スー

 

と走り出すフィーリングです。同じ系統のBlack Dump Trackと同様の走りのスムーズがあります。このモデルはBlack Dump Trackのノーズロッカーを使っているので、その走り出しの良さは納得行きます。

 

走った後も、ボードスピードがとても速いのです。これで波がマッシュアウトしなければ、波のショルダーがあればスピードがずっとキープできそうな印象でした。

 

アウトの波はすぐに消える系で、やっぱり乗っていても楽しくないのでインサイドへとポジションを移しました。インサイドの波はアウトとは異なり、ダンパーの波。15本に1本横へ走れる波があるかどうかという、なかなか難しい波でした。ただし、結果としてインサイドのほうが波は良かったです。というのは、ほぼダンパーであっても稀にショルダーが切れている波があったので、横に行って1ターン、1アクションくらいは出来たからです。

 

ボードもやはりショルダーがあるほうが、性能が分かりやすかったです。何本か乗った波では、横に行ってそのままクローズアウトセクションに当てるような波で、とても小さな波だったのですが、ボードの素性の良さはすぐにわかりました。とにかくターンがパワフルかつ、ポケットに止まったサーフィンが出来そうなボードです。テールの動きも軽くて悪くありません。

 

 

今日はここで試乗を終了しましたが、またもう少し整った波で乗ってみたいと思いました。自分としては、あと少しだけ浮力があったらもっとばっちりだったとも感じました(後に、この浮力も慣れました)。最近は浮力が大目のボードに乗っていました。CL値30(ボードの容積が30リッター)越えのボードも、筆者は多く乗ります。

 

このBlack Puntのような容積が26リッターくらいのボードは、パドルがなかなか楽なレベルではありませんが、とてもきついというイメージではありません。

 

今のサイズが

 

5'9”-18 7/8"-2 1/4”

 

なので、厚みを2 3/8"とかにしたらちょっぴり楽になりそうです。まっこれはこれで浮力ジャストでいいのかもしれませんけど。

 

【Day2 】
場所:千葉北
波のサイズ:もも〜腰
風:ほぼ無風な微風

 

 

前回のテストでいいイメージがありましたが、次のテストまで期間が少し開いてしまいました。本日遂にテストです。

 

波は一見クリーンで、そしていい波そうに見えますが、入ってみると実際はダンパー気味な波。本当に切れた波を選んで、2アクションくらいが限界な感じです。

 

サイズはインサイドでもも、セットで腰くらいかな?綺麗な海面なので、海に入っているだけで気持ち良いです。波は最高でなくても、天気が最高だと気分が良くなるのは何故?とも考えながらパドルをしていました。

 

海に入って早速1本いい感じの波が入ってきました。それにあわせてテイクオフ。前回は分からなかったテイクオフのスムーズさを120%体感出来る走り出しの良さがまずは印象的です。そして乗った後に、とにかく軽めにレールToレールのターンが可能なのがびっくりです。ただし、誤解をして欲しくないのは、ミニ系ボードのWhite Diamondやそのバージョン2、そして短いMush Machine系のターンとはまた感じが違うということです。

 

 

筆者のミニ系のサーフボードはすべて5'6"以下です。これに対してBlack Puntは長さが5'9"あり、レールもきちっと長めになっているので(注:ミニボード比にて)、よりレールが長い間だ海面に入っている感じです。ボードの踏み込みを

 

グッ

 

とすると、いい意味テールがホールドしてくれてドライブの効いたスパイスあるターンをしてくれます。ミニ系よりは急にターンは出来ないけれど、よく言えば

 

レールを使って、しっかりとしたドライブターンが出来る

 

と表現すれば良いでしょう。きちっとしたターンの後に、リップを叩いてもボードは軽い動きを出せるのだけど安定もしています。変にワイプアウトしませんし。リップをした後に、インサイドのセクションを走ったのだけど、明らかにアップ&ダウンをしている間のスピードのキープ性能や、操作性能が高いのも分かりました。波が不規則になっても、きちっと対応できます。

 

インサイドでの当て込みも、文句ありません。本日は前回より体重がー2kg(前回は69kg:今回は67kg)だったのも更に浮力が合っていたのが良かったのかもしれません。はっきり言って、

 

このボードは中級者でも乗りやすく、それでいてハイスペックな技も出来る特級グレードデザイン

 

だと思います。とにかく走り出しが良いのが一番快適なことです。

 

その後も、バックサイドやレギュラーサイドの波にも多く乗りました。何点か気がついたのが、

 

@乗った後にボードがドライブして浮き上がりながらドライブして推進をする

A浮 き上がりはあるが、そのためにレールが入れ難いということは一切無く、軽いタッチでレールを入れることが出来る

 

という感触を与えてくれるボードです。ボードに浮遊感があるので、変にレールが食いつきすぎて、海面に引っかかったりしません。難しいボードだと、体重移動しただけでレールが引っかかってしまったりするけど、そうではなく簡単に乗れるボードとなります。

 

 

またターンをするごとに、スピードがついてくれるボードです。勝手にスピードが付くFish系のボードとは違いますが、アップスを繰り返すことによって、スピードが倍化していくイメージ。

 

もう一つは、このボードは浮力が無いペラペラボードでは無いということです。

 

Robertsのラインで確かにハイパフォーマンスボードラインはあります。ただし、そういったボードだと(たぶん65kgでCL値を23〜24くらいにあわせる)、パドルが続かない人も多くいると思うのです。乗れないことは無いけど、やっぱりすぐに疲れてしまう・・・そういった系統のボードに乗りたくない、でもハイパフォーマンスはしたいという方へ推奨出来る最終系のボードと感じました。

 

今日はDay1より更なる特徴がわかった良いテストでした。次は波が少し大きくなる局面を選んでテストもしたいと思います。

 

【Day3】
場所:ビーチ
波のサイズ:胸〜肩 セット頭
風:サイドオフ

 

 

本日のテストは、低気圧が太平洋沿岸を通過した後でした。波のサイズは上がりましたが、波の質はイマイチです。波が割れると、すぐに無くなってしまう時もあれば、きちっとインサイドまでつながる波もあります。繋がる波はどれか?を予想しにくい波でもありました。そして、沖まで長いパドルがあるのでゲットも少し大変そうです。

 

早速パドルをして沖まで出ます。パドル感は、超浮力タイプボードでは無いですが、先が細いペラペラボードよりは楽にこなせます。

 

波はテイクオフはそれなりに掘れていました。最初の波に乗った時には、テイクオフはパワーがあって、掘れている感じの波でした。テイクオフはいつもこのボードで思うのですが、激早では無いですが、スムーズなテイクオフで走り出しが止まることがありません。波の力を素直に受けてくれる感触です。

 

サイズのある波で、少しレイト気味にテイクオフしてもそのまま

 

すー

 

と走り出すので、波のトップから振り落とされてそのままワイプアウトということが少ないボードと感じました。実際、本日のテストで

 

"あっテイクオフのタイミングが遅れた・・・これはまずい“

 

という時でも、スムーズな走り出しのためにレイトテイクオフでもリカバーしてくれます。この特性は、素晴らしいと感じました。

 

乗った後も、テールの感覚がとてもドライビーかつ軽めに動きます。トリミングもしやすいです。軽いといっても、スカスカと抜ける感じでは無く、きちっとドライブもしてスピード感もあります。

 

ドライブもして、軽いテールというのはなんだか相反する要素が1つのボードに入っているようで

 

"???本当に?“

 

と感じでしまうのですけど、世界レベルの最新ボードデザインってこうなんだなと実感させてくれる乗り味です。

 

バックサイドにも何本か乗りました。バックサイドのフィーリングも良いです。バックサイドでたまに最初のレールを入れるのが、少しだけ難しいボードあります。ドライブ性能が高いボードです。

 

テイクオフした後に、スピード感が強すぎるボードは、すぐにレールを入れてトリミングが難しいボードもあるのです。それが悪いことだとは全く思いませんし、それがそのボードの特性なのですから。

 

 

ただし、そういったボードテイクオフ後のコントロールをミスすると、思ったよりもボードが

 

"カチッ“

 

とハマッテしまって、細かなトリミングが出来ません。波のトップへ板を持っていくタイミングが遅れてしまい、当て込むセクションをミスることがあります。

 

Black Puntはこの点は違います。テイクオフ後のトリミング性能に長けているのです。だから、すぐに縦にボードを持っていけます。結果1つの波で多くの技を繰り出すことが可能なのです。テイクオフをした後に、テールが軽めに動かせるのですぐにトリミングが出来ます。そのトリミングターンを数回して、その後にためて大きな深いボトムターンもすることが出来ます。

 

このボードはシェイパーの”Robert Weiner”も愛用しています。Robertは、少しパンチのある波に使うと言っていたので本日は本領発揮というところでしょうか。ただし、前回・前々回のテストでもわかりましたけどパワーが無い波でもなかなか活躍してくれます。

 

【Day4】
場所:千葉北
波のサイズ:もも
風:サイドオフ

 

 

本日は、一番コンデションが整いませんでした。サーファーも4人しか入っておらず、見た目はノーサーフコンデションと言いたくなる波です。堤防横の波でどうにか????という感じだったので、とりあえずテストをしてみました。

 

海に入って見ると、よれ気味な波ながらほんの稀に入る波では横に行って、アップ&ダウンし最後のセクションで当て込めるくらいの波がありそうです。サイズはごく小さいのですが、選べばもしかしたら乗れる波があるかも・・・という感じでした。

 

今日のテストでは、小さめながらもボードの基本的性能がとても良いことがわかりました。ボードは今までのハイパフォーマンスサーフボードより2〜3インチくらい短めにする、新しいタイプのパフォーマンスボードですが、思ったより小さめの波でも走ります。

 

ハイパフォーマンスボードでは厳しい・的な腰以下の波でも結構テイクオフ早いです。そして、ボードの走り出しがとてもスムーズで、波に乗った後のスピードがとても簡単に付きます。

 

スピードが速いボードは、一般的なイメージだと

 

"ボードが動かない?”

 

という感じなんですが、このボードは全く別。走った後も、波が小さくてもテールの動きが軽快です。フィンは、サイドが大きめでセンターが小さめの系統(YU・AMシリーズなど)が良いと感じました。そのフィンのセットアップだと、ボトムターンでのスピードがキープできながらも、トップでの返しが軽いです。

 

また、走った後に波が小さめでも、ボードが沈んでしまって全く走らないということも無いように感じました。そこそこショルダーがあれば、細かなレールToレールをしながらきっちりと走ってインサイドまでつなげることが出来るボードです。中〜上級者でなくても、アップスが出来る中級者であっても、その恩恵は強く感じられると思います。

 

このボードは

 

・RNF系よりは、小波でプッシュは必要だが、それでも小波の波でも楽しめるシェイプ
・波が大きくなって・パンチがある波でも高い能力を発揮する
・日本のEverydayコンデションで、パフォーマンス系で使いたい場合はこれ1本で使える

 

というボードです。ほっそりとしたボードよりも、ほんのりとボリュームもあって、とても乗りやすく、スピードがつけやすい。それでいて、テールの軽い操作性が魅力のグットボードと言えるでしょう。CT選手が実際の試合でも使ってしまうほどのハイパフォーマンスながら、一般サーファーのレベルを1段階も2段階も簡単に引き上げてくれる本気の調子良さがあるボードです。

 

数多くのお客様から

 

"本当の調子良い・とにかく調子良い“

 

というインプレをいただいている傑作ボード。波が本気になった時にも活躍するので、丸いボードが好きな方で、細いハイパフォーマンスボードはイマイチ好きになれない方へもお勧めです。

 

あとがき・・・

30代も後半となり、もう40になろうとしている時に乗り始めたこのBlack Punt。このボードに乗る前は、

 

もう体力が衰えてきたから、ハイパフォーマンスボードはダメかな?

 

と考えていた時でした。このボードに乗ってみて、

 

自分はまだハイパフォーマンスボードに乗れるな

 

と自信をつけさせてくれるボードと思いました。このボードに乗る前と乗った後では、自分のサーフィンに対する考え方が変わったのがわかります。いつまでも先の尖ったボードに乗ってみたい・・そんなサーファーの夢をかなえてくれるスーパーボードです。

 

 

ちなみに、RobertsのプロライダーのTorry MeisterがBlack Puntに乗るとこんな感じです。

 

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