XTRサーフボードテクノロジー

革新的なサーフボード技術になりうるだろう
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U.S. "Surfing Magazine"より





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小波〜中波をさらにタイトにターンする
ポイントノーズ・幅広・ワイドスカッシュオールラウンダー

Little Monsta(リトルモンスタ)・・・小さな怪物という名のパフォーマンスショートボード。

皆さんは、サーフィンをしていて、自分のオールラウンドパフォーマンスボードがなんだか長い?と感じたことが無いだろうか?膝から腰くらいしかないのに、ボードの長さが6'0"以上もある。長いボードでターンをしていると、ボードが走ってしまい、波のクリティカルなセクションを逃してしまう。平均サイズが、世界的に見ても小さい日本のアベレージコンデションであれば、なおさらそんな状況に多く直面してているサーファーが多いはずだ。

2009年の夏のTrestles。サーフィングワールドツアーカリフォルニアレッグで、あのDane Reynoldesが、その他のサーファーが使ったことの無いようなデザインで準優勝した。ポイントノーズ・幅広・ワイドスカッシュ。Daneが180cm以上あるのに、その長さは5フィート台。その時の優勝者であるMick Fanningも、通常の彼のボードより短い5フィート台のボードで優勝。

Dane Rynoldesのボードデザインこそが、あの有名なDumpstar Diver。その後、数多くのメーカーがこぞってその理論を生かし、短め・幅広・ワイドスカッシュの多くのボードが出てきた。

当日の波は、小さめだったとはいえ、日本で言えばグットコンデションの胸〜肩サイズくらいはあった。でも、世界トッププロ選手はボードを短くしていた。これを考えると、通常皆さんが使っているハイパフォーマンスボードは、日本のアベレージコンデションでは長すぎるのだ。

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世界トッププロがこぞって愛用している、小さめの波(肩以下)用のサーフボードの理論は、

“サーフボードは短いほうが波にタイトにフィットする“

という基本に則ってデザインがされている。

Marty Allenもそのトレンドに遅れる無く、彼独自のデザイン理論を使って新しいモデルを開発した。

僕は、サーフボードメーカーとの打ち合わせで、3ヶ月〜4ヶ月に1度はカリフォルニアに行く。2010年は3月・7月と行っていたので、次の打ち合わせは10月だ。

話が外れるのだが、この点についてはここで述べておきたい。

いつもお店で会うお客様に、

”どうしてカリフォルニアにそんなに多く行くのか?“

と聞かれる。また、

"カリフォルニアに仕入れですか?”

とも聞かれる。

実際のところ、カリフォルニアの出張で仕入れは原則としてしない。いまやインターネットや、その他のコミュニケーション技術が発達していて、現地に行かなくても物品の仕入れは行える。アクセサリー類は、多くの輸入元代理店があるので、日本ですぐに手に入る。

それでは何故?

カリフォルニアに行くのは、実際に体感するためだ。

現地のトレンドを肌で感じて、実際にシェイパーと話をして、実物を見て、サーフカルチャーを体感し、そして日本の状況などを詳しく伝え(お客様が何を求めているか?日本の波は?などなど)るのが目的なのだ。お客様から、貴重なお金を頂戴しているので、いい加減なことは一切出来無い。情報だけだったら、いくらでもインターネットで手に入る。でも、実際に目で見て、手で触り、そして話してみないことには分からないことはたくさんある。

だから、カリフォルニアに行くのだ。

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話がそれたが、今回のカリフォルニア出張にちょうどあるサーフコンテストに当たることになった。そのコンテストにあわせて、Marty Allenに何本かボードをシェイプしてもらっていて、その中の一つが最新モデルのLittle Monstaだったのだ。

今回Martyに

“とろくて、小さめの波にあわせられ、コンテストでも使えるDumpstar Diverみたいなボード作ってくれ“

とリクエストしておいた。そのボード以外のボードは、M7とSlump Pumper(サイトに出していない、ニューモデル)をリクエスト。これらは、どちらかと言うと波が良い時に使おうと思っていて、波が小さめの時にDumpstar Diverみたいなボードを使おうと思っていた。

シェイパーは異なるが、今回の訪米に合わせてJavierにはHawk Eyeと、Steve BoysenにはThe PiggyとSeagull2をシェイプしてもらっていた。

さあ、どのボードを使うか迷うくらいの多彩なボード。結果から言うと、当日のコンテストの波ではLittle Monstaを使った。そしてコンテストの結果は。。?それは読んでからのお楽しみだ。

さて、カリフォルニアに着いたらすぐにエポキシプロに向かう。エポキシプロで、JavierからHawk Eyeを、Marty側からLittle Monsta、M7、Slump pumperを受け取る。

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その後にSBファクトリーに行ったが、まだSeagull2とThe Piggyは出来ていないと言う。金曜に出来るというので、金曜の夕方にまた取りに行くことになった。

カリフォルニアに着いた日と、その次の日はある程度の波のサイズは合ったが、サーフィンの試合が行われる予定の日曜には波はかなり小さくなるらしい。試合の前に、

”必ず各ボードのフィーリングを確かめて、どのボードにするか決めないと”

と考えていた。

サーフボードインプレッションその週の土曜には、波がかなり小さくなっていたので、使うボードの候補は4つ。Hawk Eye、Seagull2、The Piggy、そしてLittle Monstaだった。

手にとって、重量がややあると思われるSeagull2とThe Piggy(どちらもPU素材)は、波がかなり小さくなるという予想から外し、土曜はLittle MonstaとHawk Eyeで調整することにした。

XTRサーフボードを売っている僕がPUを??なんて思うかもしれないが、PU素材はウルトラライトフォームを使い、1層巻きのパキパキボードであれば悪く無い。

特急で作れば5日くらいで完成するし、最初の1ヶ月くらいは乗り味もパキパキしていて、スピードも出る。大きな波であれば、しなりが感じられる。寿命は短いのだが・・・プロみたいに無料でボードが提供される環境があれば、PU素材もチョイスに入れても良い。

僕はそれでもPUとXTR素材を無料で提供を受けるのであれば、XTR素材を選ぶ。あのスピード感は他の素材では感じられないからだ。

今回は、XTRサーフボードが間に合わない(SBには1ヶ月前にオーダー)ので、PU素材となったのだ。本当はSBもXTR素材で欲しかったのだが、今回は時間がそれを許さなかったので、仕方の無いことか。

土曜の早朝に起き、ドーナツ&コーヒーで朝食を済ませると、朝にOceansideのPier横の隣、Tyson Street周辺でサーフィンをすることになった。SBのToshi君と、またちょうどその朝に会ったYuta君とサーフィンをすることにした。波は膝〜もものポヨポヨのスーパーハイタイド。

まずは、Little Monstaでサーフィンをする。テイクオフ早く、そして走りもバッチリ。いきなり良い感触で、悪く無い!このポヨポヨ波で、3アクションも出来るのは素晴らしいフィーリングだった。テールが軽いのだけど、ドライブもする。

そしてHawk Eyeでもサーフィン。こちらも悪く無い。きっちりとアクションできるし、走りも良い。

僕は良いボードと悪い(僕にとって)の判断は、その最初の走り出しとスピードで判断する。この2つのボード、どちらも感触が確かだ。

どちらもいいボード。迷う・・・どうしよう。

サーフボードインプレッションただ、今日のようなスモールスモールコンデションであれば、長さが短めのLittle Monstaのほうが多くの技が出せる。そう確信した僕は、明日のコンテストでLittle Monstaを使うことに決定した。(もちろんHawk Eyeをバックアップとして、車に載せていくのだが)

大会の当日は、波はクリーンだけど小さめ。ロングだったら楽しめるだろうが、やっぱり今日は短めの小波系じゃなければ、僕の技量ではどうしようも無い。

そんなこんなで、まずは第一ヒートに出場する。波のサイズは膝から腰。しかも、ハイタイドに向かっているので、また波がポヨンポヨンしてきている。

僕はコンテストはいつもスロースタートだから、自分は最初の1回戦から苦労する。1回戦さえ勝てればどうにかなっているのだが、1回戦ではいつもギリギリで通過なのだ。

今回も例外で無く、1回戦はどうにか波に乗り、6人中、3位でギリギリの通過。だけど、もしもLittle Monstaじゃなかったら一コケだったかもしれない。ああ恐ろしい。

実際のところ、1回戦目ではこのボードに慣れていない面もあった。どうやって乗ったら調子良いかがまだ完璧につかめていない感じもあったので、ヒートの間に隣のブレイクでサーフィンをして、調子をつかむことにした。

隣のブレイクで練習している間に分かったのだけど、リトルモンスタはとてもテイクフと走り出しが早い。かといって、サーフボードが自分で勝手に走っていくような感じでも無く、乗り手の体と一体になって走り出すようなフィーリングなのだ。

走った後は、ガチャガチャとボードを動かさなくても、波のパワーゾーンにボードを持っていけば、自然に走っていく。つまり、このボードは走りの性能が高いボードということが分かる。ただ、走りが高いだけでなくて、きちんと動いてくれる。その秘密はなんなんだろう?

サーフボードを水面に浮かせてみると、テールロッカーが強めに付いていることが分かる。

“これだ、これなんだ”と妙に納得する。最近のカリフォルニアの多くのシェイパーは、ノーズロッカーを弱めにして、そしてテールロッカーをやや強めか強めにするデザインを多く出している。Javierも同じようなこと言っていたっけ。サンクレメンテやオーシャンサイドの一流シェイパーも同じコンセプトを多く導入している。

つまりこんな感じのデザインなのだ。ノーズロッカーを弱めにして、走り出しを高め、テールロッカーをきちんと取り、マニューバー性能を上げる。まさに、このLittle Monstaもそれ。やっぱり世界のシェイプ理論トレンドの中心にいるシェイパーは、良いアイデアがあるとすぐに取りいれてくる。

試合の横で、自分のヒートの間に何本も波に乗っていたら、このボードの乗り方・良さがじわじわと分かってきた。

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そんなこんなで、1回戦の後のヒートもこなし、ついに決勝に残ることが出来た。昨年の優勝者が準決勝で敗れる波乱もあったが、決勝のメンバーは上手いサーファーばかりだ。僕は、サーフボード8割、波運1割5分に助けられて、何とか決勝に残ったのだった。

決勝は波が更に小さくなり、自分はインサイドで波を拾う作戦。

最初に運良く、形の良い波がインサイドに入ってきて、テイクオフをする。細めのパフォーマンスだったら、乗り遅れているような波にテイクオフし、アップ&ダウンから、トップへと当て込む。その後に波がとろくなったので、カットバックをしてホワイトウオーターに。その後に波が膝以下になったのだが、軽快にアップ&ダウンをしてインサイドのクローズアウトセクションに軽く当て込みをした。

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2本目も同じような波(ここTrestlesのチャーチは基本ポイントブレイクなのです)で、同じようなマニューバーをして、どうにか2本波を揃えた。

20分ヒートで、最後の5分まで、トップをキープしていたのだが、最後の5分にアウトサイドに入ったセットに乗られてしまい、2位と3位のサーファーがそれぞれ、1位と2位に。僕は3位になってしまった。

それでも、決勝に残ること自体自分ではラッキーな結果なので、自分の順位に大満足。この大会を23回も開いてくれている、小林さんが優勝していました。いい大会を開いてくれている彼に感謝。

結果は3位だったけど、表彰台に上れたし、このLittle Monstaを使ってまだ2日でこのフィーリングはイイ。もっと多く乗り込んでいけば、さらに調子は上がるだろう。

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さてここで、Little Monstaの総括をしてみよう。

  • Little Monstaは膝から使えるポイントノーズ系のパフォーマンスボード
  • ドライブ感(走り)と回転性(動き)が優れている
  • 走り出しが早いだけでなく、きちんとしたターン性能を備えているボードが欲しい人にはうってつけ
  • もちろんコンペでも使える。日本での小さめの波であれば、まさに必須の1本
  • 動きすぎてカチャカチャするサーフスタイルよりも、トップとボトムを使った綺麗なサーフィンが特徴。きちっとボトムターンが出来ます

他のページでも繰り返し述べているが、Marty Allenの真髄は乗りやすさだけでなく、そのパフォーマンスにある。カリフォルニア、いや世界のトップシェイパーがこぞって採用しているデザインを試してみたいサーファー。小波で今まで以上にタイトにターンしたいサーファー、さらには今までの自分のレベルを1段階から2段階ステップアップさせたいサーファーにとてもお奨めのボードがこのLittle Monstaだ。

僕は、このLittle Monstaのサイズは2つ試した。

ひとつは

@5'7"×18 1/2×2 1/4

であり、もうひとつは

A5'9"×19×2 1/4

最近体重増加気味(70kgくらい)の僕は、Aのほうのフィーリングがバッチリ。@は少し僕には小さかったようだった。

シェイパーのMarty Allenによれば、パワーの無い波・フラットな波により対応させるのであれば、上に記載したサイズより幅を出しても良いと言う。例えば

B5'9"×19 1/4〜3/8×2 1/4〜5/16

とか

C5'8"×19 3/16〜1/4×2 3/16〜1/4

などなどだ。

さあ、この最新デザインのパフォーマンスボードで、日本の小波〜中波で今までは出せかなったタイトなターンをしてみてください。横走りだけでなく、きちんと当て込みをできる皆さん憧れのサーフィンがきっとできるはずだ。

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